は行

ホームページのトップへ            ことわざの目次へ

話上手は聞き上手 はなしじょうずは ききじょうず
梅花は莟めるに香あり ばいかは つぼめるに かあり
敗軍の将は以って勇を言うべからず はいぐんのしょうは もって ゆうをいうべからず
馬鹿と鋏は使いよう ばかとはさみは つかいよう
始めちょろちょろ中ぱっぱ赤子泣くとも蓋取るな はじめちょろちょろ なかぱっぱ あかごなくともふたとるな
始めよければ終わりよし はじめよければ おわりよし
柱には虫入るも鋤の柄には虫入らず はしらにはむしいるも すきのえにはむしいらず
二十過ぎての子に意見 はたちすぎての こにいけん
鳩に三枝の礼あり、烏に反哺の孝あり はとにさんしのれいあり からすにはんぽのこうあり
花多ければ実少なし はなおおければ みすくなし
話の名人は嘘の名人 はなしのめいじんは うそのめいじん
花の傍らの深山木 はなのかたわらの みやまぎ
鼻の下が干上がる はなのしたが ひあがる
花は折りたし梢は高し はなはおりたし こずえはたかし
花は半開を看、酒は微酔に飲む はなははんかいをみ さけはびすいにのむ
跳ねる馬は死んでも跳ねる はねるうまは しんでもはねる
早い許りが能でない はやいばかりが のうでない
早起きは三文の徳(得) はやおきは さんもんのとく
早好きの早飽き はやずきの はやあき
腹が立つなら親を思い出せ はらがたつなら おやをおもいだせ
腹が減っては戦ができぬ はらがへっては いくさができぬ
腹八分目に医者いらず はらはちぶめ いしゃいらず
腸が煮えくり返る はらわたが にえくりかえる
腹を括る はらを くくる
万死を出でて一生に遇う ばんしをいでて いっしょうにあう
万卒は得易く一将は得難し ばんそつはえやすく いっしょうはえがたし
判を貸すとも人請けするな はんをかすとも ひとうけするな
日出でて作し、日入りて息う ひいでてさくし ひいりていこう
火打石、据え石にならぬ ひうちいし すえいしにならぬ
日陰の恥を日向へ出す ひかげのはじを ひなたへだす
光あるものは光あるものを友とす ひかりあるものは ひかりあるものをともとす
彼岸が来れば団子を思う ひがんがくれば だんごをおもう
飛脚に三里の灸 ひきゃくに さんりのきゅう
日暮れて道を急ぐ ひくれて みちをいそぐ
庇を貸して母屋を取られる ひさしをかして おもやをとられる
人酔いて本心を現す ひとえいて ほんしんをあらわす
人窮すれば天を呼ぶ ひときゅうすれば てんをよぶ
人肥えたるが故に貴からず ひとこえたるが ゆえにたっとからず
人事言えば影が差す ひとごといえば かげがさす
人酒を飲む、酒酒を飲む、酒人を飲む ひとさけをのむ さけさけをのむ さけひとをのむ
人に七癖我が身に八癖 ひとにななくせ わがみにやくせ
人の一生は重荷を負いて遠き道を行くが如し ひとのいっしょうは おもにをおいて とおきみちをゆくがごとし
人の噂も七十五日 ひとのうわざも しちじゅうごにち
人の背中は見ゆれど我が背中は見えぬ ひとのせなかはみゆれど わがせなかはみえぬ
人の情けは身の仇、人の辛きは身の宝 ひとのなさけはみのあだ ひとのつらきはみのたから
人の褌で相撲を取る ひとのふんどしで すもうをとる
人は眉目よりただ心 ひとはみめより ただこころ
独り善がりの人笑わせ ひとりよがりの ひとわらわせ
百芸は一芸の精しきに如かず ひゃくげいは いちげいの くわしくにしかず
百丈の木に登って一丈の枝より落つる ひゃくじょうのきにのぼって いちじょうのえだよりおつる
百日に百杯は盛れども一日には盛られず ひゃくにちに ひゃっぱいはもれども いちにちにはもられず
百里を行く者は九十を半ばとす ひゃくりをいくものは きゅうじゅうをなかばとす
冷や酒と親の意見は後の薬 ひやざけと おやのいけんは あとのくすり
瓢箪で鯰を押さえる ひょうたんで なまずをおさえる
火を救うに薪を投ず ひをすくうに たきぎをとうず
火を見るよりも明らか ひをみるよりも あきらか
貧賤の交わりは忘れるべからず ひんせんのまじわりは わすれるべからず
品作ろうより田を作れ ひんつくろうより たをつくれ
貧の盗みに恋の歌 ひんのぬすみに こいのうた
貧は世界の福の神 ひんは せかいの ふくのかみ
富貴にして苦あり、貧賎にして楽しみあり ふうきにしてくあり ひんせんにしてたのしみあり
富貴の門は鬼常に睨む ふうきのかどは おにつねににらむ
夫婦は合わせ物離れ物 ふうふは あわせもの はなれもの
福は無為に生ず ふくは むいにしょうず
無沙汰は無事の便り ぶさたは ぶじのたより
武士は食わねど高楊枝 ぶしはくわねど たかようじ
再び実る木は根必ず破る ふたたびみのるきは ねかならずやぶる
仏事供養も布施次第 ぶつじくようも ふせしだい
仏法と藁屋の雨は出て聞け ぶっぽうと わらやのあめは でてきけ
船に刻みて剣を求む ふねにきざみて けんをもとむ
舟に乗れば船頭任せ ふねにのれば せんどうまかせ
父母の恩は山よりも高く海よりも深し ふぼのおんは やまよりもたかく うみよりもふかし
兵強ければ則ち滅ぶ へいつよければ すなわちほろぶ
兵は精を務めて多きを務めず へいはせいをつとめて おおきをつとめず
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる へたなてっぽうも かずうちゃあたる
下手な考え休むに似たり へたなかんがえ やすむににたり
下手の道具立て へたの どうぐだて
下手の早当たり へたの はやあたり
蛇に噛まれて朽ち縄に怖ず へびにかまれて くちなわにおず
弁当持ち先に食わず べんとうもち さきにくわず
方位家の家潰し ほういかの いえつぶし
傍観する者は必ず審らかなり ぼうかんするものは かならずつまびらかなり
箒で集めて箕で捨てる ほうきであつめて みですてる
坊主の不信心 ぼうずの ふしんじん
棒の下に回る犬は打てぬ ぼうにしたにまわる いぬはうてぬ 
吠える犬は噛みつかぬ ほえるいぬは かみつかぬ
黒子女に知恵男 ほくろおんなに ちえおとこ
星は昼見えず、日は夜照らさず ほしはひるみえず ひはよるてらさず
牡丹餅で(頬を)叩かれるよう ぼたもちで (ほおを) たたかれるよう
惚れた欲目 ほれたよくめ
襤褸は内から出す ぼろは うちからだす
盆を戴きて天を望む ぼんをいただきて てんをのぞむ

ホームページのトップへ            ことわざの目次へ