人酒を飲む、酒酒を飲む、酒人を飲む
 
ひとさけをのむ さけさけをのむ さけひとをのむ
 
酒の飲み始めは自制できるが、杯を重ねるごとに乱れ最後には自制心をなくして乱れてしまうということであり、酒はほどほどに飲めという戒めです。
言葉を替えると、酒を飲むとき、はじめは量を加減して楽しく飲むものだが、次第に酔った勢いで惰性で飲むようになり、終りには人が酒に飲まれてしまい、正気を失ってしまうものである。
「一杯は人酒を飲む、二杯は酒酒を飲む、三杯は酒人を飲む」ともいう。
   

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