無手勝流
むて かつ りゅう
 
戦わないで策を立て、相手に勝つこと。
力でなく策によって勝つこと。また、その方法。
先生に教えられることなく、自分勝手に編み出した方法。


(出典)
剣豪といわれた塚原卜伝が、渡し船の中で真剣の勝負をいどまれた時、相手を先に州の上に上がらせ、自分は船中にあって竿で船を突き離し、「戦わずして勝つ、これが無手勝流だ」と言って、その血気を戒めたという故事。

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