平成28年12月31日(土)
除夜の鐘
昨日も朝から太陽が出て、春のようなとても穏やかな一日でした。
身の回りを整理しながら、新年を迎える準備をしました。
今朝も朝から太陽が出て、良い天気となりそうです。

さて本日は大晦日です。
除夜の鐘とは、本日の深夜0時をはさんでつく鐘のことを言いますが、人には百八つの煩悩(ぼんのう)があると言われその煩悩を祓うために、除夜の鐘をつく回数は108回とされています。
煩悩とは、人の心を惑わせたり悩ませ苦しめたりする心のはたらきのことを言い、仏教における考え方からきています。
108というのは「大変多い」ということで、数字自体にはあまり意味がないようです。
古代インドでも、「108」「八万四千」「三千」などという数字が、同様の意味で使われています。
除夜の鐘の起源といわれる中国でも「108」という数を重んじているようです。
たとえば、水滸伝に出てくる魔性の星神は108人です。
除夜の鐘が108というのも、12ケ月+24節気+72候の合計数と言われています。
また仏教各派によって、いろいろあって、たとえば、「六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)」×3(好-気持ちがいい・悪-嫌だ・平-何も感じない)×2(浄-きれい・染-きたない)×3(現在・過去・未来)=108という説もあるそうです。
いろいろな感覚器官や意識から煩悩が起きるということでしょう。
さらに、「四苦八苦」といいますが、4×9+8×9=108という説明もあるそうです。
私は毎年、大晦日は酒を飲んで8時ころには寝ております。
したがって、煩悩はいつまでも頭に残っております。
今夜も早々に寝込むことになるでしょう。
クロマグロ、食べずに守れ 天然・幼魚売らない店も
朝日新聞の記事です。
日本が約8割を消費する太平洋のクロマグロを、あえて「食べない」という取り組みが少しずつ広がっている。
資源が減少し、絶滅危惧種になっているからだ。
一方、漁業者の間では、産卵のために日本海にくる抱卵マグロを大量に漁獲する巻き網漁をめぐって論争が続いている。
イトーヨーカドー木場店(東京都江東区)の鮮魚コーナーで11月下旬、クロマグロ(本マグロ)の刺し身のパックがずらりと並んでいた。
中トロは10切れほどで1500円超と高値だが、近所の主婦(45)は「口溶けは本マグロが一番。たまのぜいたくです」と購入した。
並ぶのはいずれも養殖ものだ。
店を運営するイトーヨーカ堂では2014年以降、太平洋で取られた天然クロマグロの販売量を減らし、養殖マグロやカツオ、サーモンなどで代替する取り組みを続けている。
特にクロマグロの幼魚(30キロ未満)の販売はゼロにすると決めた。(以下省略)

良いことではないでしょうか。
絶滅危惧種になっているものはこのほかいろいろあります。
やはり保護をして、自然界の姿は残さなければなりません。
リオのキリスト像に資金難 維持・補修費の寄付呼びかけ
朝日新聞の記事です。
ブラジル・リオデジャネイロのシンボルとして知られるコルコバードの巨大キリスト像が、維持・補修の資金難に直面している。
管理する地元カトリック教会は寄付の呼びかけを始めた。
一般の寄付を募るのは1931年の像完成以降初めて。
これまでは大手企業などの支援で賄われてきたが、同国経済の低迷で、企業側の余裕がなくなったという。
標高709メートルの丘で両手を広げるキリスト像は、高さ約38メートル。年間300万人が訪れる観光名所だ。(以下省略)

恥ずかしいことですが、私はリオのキリスト像を知りませんでした。
高さが38mといいますから、10階建てのビルくらいなのでしょうか。
寄付金で、老朽化した像の補修や避雷針の整備などを検討しているそうです。
 
本日が誕生日
1862年12月31日(文久2年11月11日)〜1929年3月8日 渡瀬 庄三郎 (わたせ・しょうざぶろう)【動物学者】 〔日本(東京都)〕
1863年12月31日(文久3年11月21日)〜1911年10月26日 長瀬 富郎 (ながせ・とみろう)【経営者】 〔日本(岐阜県)〕 ※花王 創業者・元社長
1864年12月31日(元治1年12月3日)〜1929年8月16日 津田 梅子 (つだ・うめこ)【教育者】 〔日本(東京都)〕
1903年12月31日〜1951年6月28日 林 芙美子 (はやし・ふみこ)【作家】 〔日本(山口県)〕
1934年12月31日〜 倉本 聰 (くらもと・そう)【脚本家】 〔日本(東京都)〕 (戸籍上では1935年1月1日生まれ)
1962年12月31日〜 俵 万智 (たわら・まち)【歌人(短歌)】 〔日本(大阪府)〕

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