平成28年11月17日(木)
昨日は朝から太陽が出ておりましたが、薄曇りの一日となりました。
午後より仕事に出かけ、帰宅が午後10時過ぎとなりましたが気持ちの良い一日でした。
今朝は曇っております。
今年の味は「エレガント」 ボージョレ・ヌーボー解禁
朝日新聞の記事です。
17日に解禁されたフランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」を楽しむイベントが東京・渋谷の「TRUNK BY SHOTO GALLERY」であった。
午前0時と同時に参加者たちは、グラスを掲げて解禁を祝っていた。
主催した「ボージョレワイン委員会」によると、今年は滑らかなタンニンと爽やかな果実味が楽しめる「エレガント」なワインに仕上がっているという。(以下省略)

恒例のことですが、毎年女性客がいつも映っております。
第3木曜日が発売ということですから、この写真は本日の午前0時ということになります。
暇人がいるものです。
下記にボージョレ・ヌーボーに関する記事をサッポロビールのHPより掲載します。

ボージョレ・ヌーボー解禁を祝う人たち=17日午前0時、東京都渋谷区、北村玲奈撮影 
初めて販売されたのは
収穫したばかりのガメイ種から造られるフレッシュなワインは、1800年代からデイリーワインとしてボージョレ周辺の地元住民を中心に楽しまれていました。そんな「地酒」であったボージョレ・ヌーボーが、1967年フランス政府によって公式に11月15日を解禁日として発売することが認められたのを期に、パリのレストランを中心に大ブームとなったのです。そして 1970年代に入ると陸路・空路の発達に伴い、そのフレッシュな味わいが日本を含め世界中に知られることとなりました。
11月第3木曜日の秘密
現在、ボージョレ・ヌーボーの解禁日は毎年11月の第3木曜日。しかし実は一番最初は11月11日が解禁日だったのです。それは、ボージョレ地区で最も収穫の早いワインが出来あがるのがいつもだいたいこの日の周辺であり、さらにこの日はサン・マルタンの日という聖人の日であったため、縁起も良いしボージョレ・ヌーボーの解禁日にしよう、ということになったのです。ところが後に11月11日はサン・マルタンの日から無名戦士の日に変更されてしまったため、その日から一番近い別の聖人の日、サン・タルベールの日である11月15日に解禁日を移しました。しかししかし、またもや問題が発生。解禁日を固定してしまうと、年によっては土曜日や日曜日になってしまい、売れ行きにも大きな影響があります。(フランスでは日曜日は殆どのワインショップ、レストランがお休みなのです。)そこで、フランス政府が1984年に解決策を考案。「毎年、11月の第3木曜日」という、毎年変動する解禁日に設定した、というわけです。
ボージョレ・ヌーボー仕込みの秘密
ボージョレ・ヌーボーは、単なる新酒だと思っている人がとても多いのですが、そのほかにワインの造り方の上でも大きな特徴があります。それは「マセラシオン・カルボニック」という醸造方法です。日本語に訳すと「炭酸ガス浸潤法」といいます。通常は収穫したぶどうを破砕してから発酵させますが、マセラシオン・カルボニック法では、破砕せず縦型の大きなステンレスタンクに上からどんどん入れてしまいます。タンクの下の方のぶどうは重さでつぶれ、果汁が流れ出て自然に発酵が始まります。発酵が始まると炭酸ガスが生成されますから、次第にタンク全体が炭酸ガスで充満します。その中ではつぶれていないぶどうの細胞内部で酵素の働きによってリンゴ酸が分解され、アルコール、アミノ酸、コハク酸などが生成され、ぶどうの皮からも成分が浸出します。この方法で造ったワインはタンニンが少ないわりには色が濃く、渋みや苦味が通常のワインより少なくなります。リンゴ酸も分解されるので、味わいもまろやかになり、炭酸ガスによって酸化が防止されるのでワインがフレッシュに仕上がります。全体的にライトな感じにできあがり、独特のバナナのような香りもします。したがって新酒の状態でも充分飲めるものになるわけです。一般的にマセラシオン・カルボニック法は上記のように自然に発生する炭酸ガスを利用する方法と炭酸ガスを外から注入する方法の2種類があります。ボージョレ・ヌーボーは短時間で醸造を行わなければならないため、後者の炭酸ガス注入法を行っているとされていますが、一方でボージョレの人々は前者の方法を行っているといっています。
ボージョレ・ヌーボーの美味しい飲み方
フレッシュさが特徴のボージョレ・ヌーボーは、少し冷やしたほうがすっきりとお楽しみただけます。普通のワインの場合、冷やしすぎるとタンニンによる渋みが強調されて飲みにくくなってしまいますが、ボージョレ・ヌーボーは渋みが出ないような造り方をしているのでその心配はありません。冷蔵庫で1時間くらい冷やして、お料理とともに気軽にお楽しみください。早飲みタイプのワインなので、購入後はなるべく早いうちにお飲み頂くことをおすすめします。
(出典:サッポロビール株式会社のHP)
本日が誕生日

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