流行語大賞に「なでしこジャパン」　

今年の世相を映した言葉を選ぶ「２０１１ユーキャン新語・流行語大賞」（現代用語の基礎知識・選）が昨日発表されました。

大賞に「なでしこジャパン」が選ばれました。

トップ１０には「３・１１」など東日本大震災に関係する言葉が５件入ったそうです。

なでしこジャパンは、夏のサッカー女子ワールドカップで初優勝した日本代表の愛称で、「日本中に希望と勇気を与えた」が授賞の理由でした。

表彰式で、日本サッカー協会女子委員会の上田栄治委員長は「これを励みに、来年のロンドン五輪では『金のなでしこ』を目指したい」と語ったそうです。

震災関係では、ボランティアや支援の広がりを映した「絆」、震災時に大都市部で鉄道運休によって発生した「帰宅難民」、放射能汚染に伴う「風評被害」、金子みすゞの詩の一節を使い、震災後に繰り返し放映されたＡＣジャパンのテレビＣＭ「こだまでしょうか」がトップ１０に入りました。

大学３年生の就活スタート　

大学３年生の就職活動は、企業説明会などの広報活動が昨日スタートしました。

これは、大学生の本業である学業の時間を確保する目的で立案された企業の「倫理憲章」により例年より２か月遅れてのスタートです。

東京都新宿区のイベントホールでは、午前１０時半から約５０社の合同企業説明会が開かれたようです。

冷たい雨の中、真新しいリクルートスーツを着た学生３千人以上が参加しました。

リクナビやマイナビなど大手就職情報サイトも１日から公開され、採用情報の閲覧や企業への志望登録の受け付けが始まりましたが、通信回線がパンクし長時間に渡って通信が不能になったようです。

就職情報サイトは、ほとんど携帯電話により運用されており学生は携帯電話なしでは就職活動ができないそうです。