平成23年03月28日(月)
 

昨日は良い天気でしたが、冷気が漂っておりました。
3月最後の日曜日でしたが、近隣を見渡したところ桜の開花が少し遅れているように思います。
本日も良い天気になりそうです。
気温も少し上がるように予報では伝えているます。

行楽地も異変
梅満開 めでる人なき偕楽園 震災で被災、閉園中
水戸市にある国指定史跡の偕楽園は、今回の震災による地割れや土壁の崩壊で、閉園が続いております。
例年なら1日に数万人が訪れる春の観光シーズンですが閉園中のため、満開を迎えた100種類3千本の梅をめでる人もなくひっそりとしているそうです。

私は2度ばかり行ったことがありますが、シーズン中は専用の駅が臨時停車をするほどにぎわいます。

 

満開の梅の下で偕楽園の
被害状況を確認する茨城県
の作業員(アサヒコムより)
 

修学旅行先変更相次ぐ

東日本巨大地震や東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で、東北や首都圏への修学旅行を予定していた西日本の学校が、行き先の変更や延期を余儀なくされているとのことです。

大手旅行会社によると、関西地方の中学校は4〜6月が修学旅行のピークで、半数程度は関東方面が占めているが、今年は定番の東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)や国会議事堂に加え、建設中の東京スカイツリー見学が人気を集めていたようです。

東京を訪ねる予定だった学校が、急きょ、行き先を長崎に変更した例もあるそうです。

その理由として、「計画停電による交通マヒや放射能事故への不安の中、生徒だけで移動させるのは安全面で問題がある」を挙げているとのことです。

このたびの被災の影響がいろいろなところに出ております。

 
一般旅行業者も
私も予定をしていた1泊2日の旅行が中止になり返金されてきましたが、一般旅行者を相手にしている旅行会社も大きな打撃を受けているようです。
無論、関係する旅館、観光地、交通機関も大きく影響を受けているようです。
被災地の方々が苦しんでおられるのに、旅行などして浮かれている訳にはいきません。
 
進学説明会業者も
この話は先日、会長さんから直接聞いた話です。
この業者は、大学や専修学校への進学を希望している高校生を対象に説明会を設定をする業者です。
キャンセルが相次いでおり、印刷物の廃棄、会場のキャンセル料など数億円の赤字だそうです。
このように、いろいろなところで影響があり、日本経済に大きな打撃を与えているようです。
これは、株価もどんどんと下がるのではないでしょうか。

津波耐えた一本松「復興シンボルに」 岩手・陸前高田 

朝日新聞の記事です。

高田松原は、砂浜に約2キロにわたって弓なりに松が続いていた。県観光協会によると、約350年前に農作物を潮風から守る防潮林として植えられ、昨年は約104万人の観光客が訪れたという。

津波の被害を受け、ほとんどの松の幹が折れ、その周りに枝やがれきが散乱している。その中に1本だけ、まっすぐ立っている。県観光協会の担当者は「松は陸前高田のシンボルなので、1本でも残ったのはうれしい。復興のシンボルにもなってほしい」と話している。

家や車が流されるあの津波の力によく耐えたものです。

これは将来、シンボルとして後世まで語り継がれていくのではないでしょうか。



1本だけ残った高田松原の松=25日、
岩手県陸前高田市




数万本の松が並んでいたかつての
高田松原=2007年9月5日、
岩手県陸前高田市

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