平成23年03月25日(金)
 

昨日は、朝方曇りがちで午後から晴れたり曇ったりとすっきりとしない一日でした。
今朝は少し冷え込みましたが、朝から太陽が出ており予報では晴天となりそうです。
私たちの地域では、本日の計画停電は、中止されました。

素晴らしいと思うこと

南蛮屏風3億4千万円、米で落札 被災者に一部寄付へ

ニューヨークの競売大手クリスティーズで23日、桃山時代に活躍した狩野内膳の工房が制作したとみられる「南蛮屏風(なんばんびょうぶ)」が420万ドル(約3億4千万円)で落札されたそうです。

同社によると日本絵画の落札価格としては史上最高であり、出品者は落札額の一部を東日本大震災の被災者に寄付する意向だと言います。

金持ちがいるものですが、落札額の一部を寄付するということは素晴らしいことではないでしょうか。

 

狩野内膳の工房が制作したとみられる「南蛮屏風」=クリスティーズ提供(アサヒコムより)
 

那須御用邸の浴場、避難者に開放へ 宮内庁発表

東日本大震災で避難所生活を送る人に対し、宮内庁は24日、皇室関連施設の那須御用邸(栃木県那須町)の浴場を提供し皇居内の宮内庁病院にも患者を受け入れると発表しました。

同日記者会見した羽毛田信吾長官によると、天皇陛下から「ささやかでも宮内庁関連施設を役立ててもらえないか」と検討の指示を受けたそうです。

どの程度利用されるかわかりませんが、これも素晴らしいことではないでしょうか。

 

天皇陛下の言葉

宮内庁は24日、天皇、皇后両陛下が福島第一原子力発電所事故に伴う東京電力の計画停電に合わせ、皇居・御所で15日以降毎日、自主節電を続けていることを明らかにしました。

羽毛田信吾長官らによると、御所では計画停電の第1グループに合わせて自主的に電源を切っている。17、18、22、23日は1日2回実施し、東電が停電を見送った場合も実施しているといるそうです。

天皇陛下からは「大勢の被災者、苦しんでいる人たちがおり、電源すらない人もいる。私の体調を気遣ってくれるのはありがたいが、寒いのは厚着をすればいいだろう」「いつこういう事態があるかわからないし、こういうことはやってみないとわからないから、学ぶ機会ではないか」という趣旨の発言があったといいます。

天皇陛下の言葉には、学ぶことがあります。

 

福島原発3号機で作業員3人被曝 2人が病院へ搬送

電源の復旧作業が続けられている東京電力の福島第一原子力発電所3号機で24日、ケーブルの敷設をしていた男性作業員3人が被曝(ひばく)をしました。

東電によると、水に浸っていた2人の足のひざより下に局所的な放射線障害の可能性があるとして、2人を福島市内の病院に運びました。

今回の被災事故で、局所被曝の疑いで本格治療を受けるのは初めてです。

被害者は、関連会社(いわゆる下請会社)の社員だそうです。

必死で作業をしていたことでしょうが、仕事とはいえ相当に危険な作業環境のようです。



被曝(ひばく)した作業員が福島県立医大病院に運び込まれた(アサヒコムより)

福島第一原発事故、スリーマイル超えレベル6相当に

東京電力福島第一原発の事故は、放出された放射能の推定量からみて、国際評価尺度で大事故にあたる「レベル6」に相当することがわかりました。

このことは、すでに米スリーマイル島原発事故(レベル5)を上回る規模になったことになります。

局地的には、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に匹敵する土壌汚染も見つかっており、放出は今も続き周辺の土地が長期間使えなくなる恐れがあります。

原子力発電が世界的に見直せれ、一気に太陽光発電が発展するかも知れません。

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