平成22年03月02日(火)
 

津波の速さ

昨日は、朝から曇りがちですっきりとしない一日でした。
新しいパソコンにも少しは慣れて、仕事が少しずつ進んでおります。
今朝起きてみると、雨がぱらついておりました。
予報では、まもなく雨は上がり曇りの一日となりそうです。
春がそこまで来ておりますが、春が来るまでは毎年のことですがぐずついた天気が続きますね。
桜の花見見物で、よく雨にあうことがあります。

地震津波監視課長がお詫び
南米チリ中部沿岸の大地震で発生した津波で、気象庁は1日午前10時15分、太平洋沿岸全域に出していた津波警報や注意報をすべて解除しました。
同庁の関田康雄・地震津波監視課長は同日午前の記者会見で、「津波の予測が過大だった。警報が長引き迷惑をかけたことをおわびしたい」と語りました。
津波警報は2月28日午前9時33分に発表され、解除までには約25時間かかりました。
観測された津波の最大の高さは岩手県久慈市の久慈港と高知県須崎市の須崎港で1.2メートルで、同庁が東北の太平洋側で最大3メートルの津波が来るとした予想を大幅に下回ったことになります。
同庁は今回、地震の規模や海外の津波の観測データをもとにコンピューターで津波の高さを2月27日の地震発生時点では「1メートルいくかいかないか」と予想したが、翌日になって1〜3メートルの津波が来ると修正しました。
関田課長は「シミュレーションと実際の観測結果を精査した上で、今後シミュレーションを改善したい」と話しました。

記事の概要は、以上のとおりですが謝ることはないと思うのですが、いかがのものでしょうか。
やはり安全第一で警報や注意報を出して欲しいと思います。
コンピュータによる予測がおおよそ当たっていたということは、素晴らしいことであると思います。

津波の速さ
さてその津波の速さなのですが、新聞の記事により考えてみたいと思います。
また私の興味の癖が始まりました。
何事も数値に関係付けて考えることが、私は好きなのです。
まず昨日の朝日新聞の記事の図を、紹介します。


図からわかりますように、水深が大きいほど(深いほど)津波が移動するスピードが速いことがわかります。
水深5,000mで時速800kmです。
このたびチリから日本までの距離およそ1万7000kmをおよそ22時間かけて津波が伝わってきたようです。
これを時速に換算しますと、およそ773kmとなります。
これは、まさに飛行機のスピードです。
現在、検討が進められています「リニア新幹線」のスピードのおよそ1.5倍です。
JTBの時刻表により、調べてみました。
このことは東京駅から1時間で東海道山陽線の里庄駅(岡山県)(772km)まで行ける早さです。
下のURLは、里庄駅のホームページです。
http://ekisya.net/A-GENEKI/054-SANYO/054-SATOSHO.html

また東北本線では、東京駅から1時間で津軽今別駅(東津軽郡今別町)(772km)まで行ける早さです。
下のURLは、津軽今別駅のホームページです。
http://www.michinoku-station.jp/station/g015.htm

以上のことはあくまでも時刻表からの計算です。
直線距離で考えますと、およそ東京から博多また東京から札幌に相当するのではないでしょうか。

津波の早さには脅かされます。
これはエネルギーにに換算すると、莫大なものとなります。
機会をみて、エネルギーを計算してみたいと思います。

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