平成22年02月04日(木)
 

量子コンピュータ

昨日は比較に天気はよかったのですが、残雪があり大変寒い一日でした。
夕方には、一時雪が降りました。
今朝方も冷え込み、寒い朝を迎えました。
庭の一部にはまだ雪が残っております。

今日は立春ですが、春はまだまだ遠くにあるようです。
氷が解けたら何になる?、水になる、いや、春になる。

昨日は節分でしたが、節分豆を愛犬(城)にやりましたところ、喜んで食べたのにはびっくりしました。
城は本当に足が弱り這うようにして移動しておりますが、途中でへばるとそこで一休みします。
感心しますが、夜にはちゃんとサンルームのベットに寝ております。
最近は犬小屋をすっかり忘れたようです。


次世代スーパーコンピューターの開発を進める独立行政法人・理化学研究所は、神戸市中央区のポートアイランドに建設中の施設を報道陣に初めて公開しました。
昨年の事業仕分けで「凍結」と判定された予算が「説明責任を果たす」ことを条件に復活したものです。
神戸港の人工島に、スパコンが入る「計算機棟」と、冷却用の「熱源機械棟」、100人以上の研究者が常駐する「研究棟」などを建設中で、工事の進み具合は8割程度で総工費は193億円だそうです。
施設全体で1カ月で最大2万1600メガワット時の電力を消費し、これは標準的な家庭7万2千世帯分に相当するようです。

冷却装置のみでも大きな施設が必要なのにはびっくりします。
コンピュータが高速化、大容量化しておりますが、これは計算処理を早くするためです。
現在のコンピュータは、1つずつ処理をしております。
本に例えてみますと、1ページずつ読んで1ページずつ処理をしております。
現在考えられていろコンピュータに「量子コンピュータ」というものがあります。
このコンピュータは、束ねて処理をするというものです。
本に例えてみますと、大辞典を1冊ずつ解読をして1冊ずつ処理をします。
スピードで比較をすると、従来のコンピュータが100万年かかる処理を量子コンピュータだと数秒でできるのです。
現在開発が進められておりますが、国としてもっと力を入れて欲しいと思います。


報道陣に公開された次世代スーパーコンピューター施設。スパコンが設置されるフロアには冷却用のパイプが並ぶ




次世代スーパーコンピューター施設を冷却するための機械が並ぶ熱源機械棟

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