平成22年02月01日(月)
 

鷹匠(たかじょう)

昨日も春を思わせるような素晴らしい天気でした。
旦那さんが孫娘を迎えに来てくれました。
軽い昼食を取って車で自宅へ向かいましたが、無事に着いたとの連絡を受けました。
これから大変でしょうが、夫婦二人で孫娘を立派に育てて欲しいと思います。
孫娘に、今度会う日を楽しみにしております。

本日は午後より雨が降るように、また夜には雪が降るように予報が出ております。
昨日がよい天気であったことを、本当に感謝をしております。

以前に紹介をしたことがありますが、我が家から徒歩5分ばかりのところに「お鷹の道」があります。
「お鷹の道」は、尾張徳川家のお鷹場だったことから名づけられました。

鷹狩とは・鷹匠とは
恥ずかしい話ですが、私は「鷹狩(たかがり)」とは鷹を捕らえることと思っておりました。
鷹などの鳥を使った狩猟の一種であることを知り、恥ずかしく思ったことがあります。
タカ科のオオタカ、ハイタカ、及びハヤブサ科のハヤブサ等を訓練して、鳥類やウサギなどの小動物を捕らえさせ、餌とすりかえるというものです。
このように鷹を扱う人間ことを、鷹匠(たかじょう)と呼ばれております。
また、鷹を訓練する場所を鷹場(たかば)といいます。

女子中学生の鷹匠
以下、新聞の記事です。

女子中学生の鷹匠(たかじょう)が、タカとともに各地を飛び回っている。佐賀県武雄市の石橋美里さん(15)。笛の合図でタカを自在に操り、ハトやカラスを追い払う。害鳥に悩む九州や四国のごみ処分場や大学から、依頼が相次いでいる。
「ピピッ」。笛で合図すると、田んぼを低空飛行していたタカが翼をはたたき、革手袋をはめた美里さんの左手へ舞い降りた。タカの名は、桃太郎。ハリスホークという種類の4歳のオスだ。「きずなみたいなのがあって、私に戻ってくるんです」
子どものころから、大空を自由に飛び回る鳥の姿にあこがれていた。小学2年のとき、父親の秀敏さん(43)にねだってハヤブサを飼ったのが始まりで、今では家の庭にあるビニールハウスでタカとハヤブサを2羽ずつ飼う。
鷹匠の技術は独学で身につけた。タカ狩りの伝統のある英国の文献やビデオを秀敏さんが知人から譲り受け、美里さんがほとんど1人で学んだ。一番苦労したのは、飼い始めの頃のエサやりだ。「このときに上下関係をしっかりと作れば、どんな訓練もうまくいく」。一方で、ひとりっ子の美里さんは、タカやハヤブサを弟のようにかわいがってきた。

犬や猫はある程度調教をすれば、人間のいうことをきくようになることは分かりますが、鷹を慣らすことは凡人にはできないのではないでしょうか。
美里さんは、「上下関係をしっかりと作れば、どんな訓練もうまくいく」と言っておりますが、その上下関係の作り方が簡単にはいかないのではないでしょうか。


現在の「お鷹の道」です



タカをたくみに操る中学生の石橋美里さん=佐賀県武雄市

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