平成21年10月27日(火)
 

朋友を選ぶべき事

昨日は台風の余波も関係したのでしょうか、一日中雨が降りました。
夕刻、スポーツジムへ傘を差して出かけましたが、さすがにジムはガラガラでした。
本日はよい天気となりそうです。
どうしたことか、愛犬(城)が昨日からサンルームを嫌って車庫のコンクリートの上に寝ているのです。
昨日昼間、城に少し雨が降りかかっているので抱いてサンルームへ移してやったのですが、すぐに飛び出して車庫へ直行しました。
今朝も車庫に寝ておりましたので、一晩中車庫で寝たようです。

タイトルの「朋友を選ぶべき事」は、十訓抄にでてくる一説です。
序として、次のように書き出しております。

ある人が言うには、「人は良き友と出会うことを、心より願うべきである」。「まっすぐ生える麻の中に育つ蓬は、矯(た)めなくても、自然とまっすぐに成長をする」という喩(たと)えがある。蓬という草は伸び方はまっすぐではないが、麻の間に混じって生えていると、曲がって伸びる余地がないゆえ、不本意ながらもまっすぐに伸び育っていくのである。心のねじけた人であっても、正しくきちんとしている人の中に混じっていると、そうはいってもやはりあれこれと気遣うことが多くなり、自然と正しくなるものなのである。

よい友を選ぶことが重要であることを訴えております。
私は良き朋友に恵まれず、皮肉れた人間に育ちました。
いまさらこの曲がりくねった根性を直すことは出来ません。

続いて、「妻選びの要件」では次のように述べております。

夫婦の仲といったものは、偕老同穴(かいろうどうけつ)(偕(とも)に老い、死んで同じ墓穴に入るという意味)の深い縁もあり、普通の友とはまた違う。妻を求めるには、身分の高い女性であれば、その家柄を選べ。それ以下の場合は、見た目や家柄で選んではいけない。女の心で選ぶべきである。(以下省略)

続いて、「良妻と悪妻」があります。
友や妻を選ぶ時、あまり考えるといつまでも選べないのではないでしょうか。
選んだ後、互いに協力をしあうことが大切ではないでしょうか。

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