平成21年10月20日(火)
 

寿命と生きること

時々曇りましたが、昨日もすばらしい秋空の一日でした。
我が家の庭のたった一つのみかんを採っていただきました。
とてもおいしかったです。

本日もよい天気が続きそうです。

江戸川下流で唯一残る渡船「矢切の渡し」の3代目船頭だった杉浦正雄(すぎうら・まさお)さんが昨日午前9時45分、老衰のため亡くなりました。
85歳だったそうです。

48年に父親の後を継ぎ、5年ほど前に引退するまで櫓(ろ)を持ち続けました。400年の歴史を誇るとされる矢切の渡しは、両岸に田畑を持つ農民の渡し船が起源だそうです。

10年くらい前になりますが私は、杉浦船頭さんの渡船に乗ったことがあります。
片道200円位だったと記憶をしております。
とても元気で朗らかな方でしたが、85歳とよく長生きをされました。
ご冥福をお祈りいたします。

昨日、午前9時40分ごろ、愛知県美浜町北方の「戸塚ヨットスクール」(戸塚宏校長)で、入校中の横浜市磯子区の女性(18)が3階建ての寮の屋上から転落し約1時間後に死亡しましたが、半田署は自殺とみているようです。
女性は男性コーチ1人と別の寮生1人の計3人で布団を干していたが、高さ1.5メートルのフェンスを突然乗り越え、寮西側の路上に飛び降りたといいます。
戸塚校長は同日午後1時ごろ報道陣の取材に応じ、「親から自殺未遂をしたことがあると聞いていたので屋上にコーチをつけた。コーチが後ろを向いた時に女性が飛び降りたとみられる」と話しました。
同校のホームページでは、「(ヨットやウインドサーフィンの訓練によって)人が本来持つ『生きる力』を開花させることに全力を注ぎ、非行や不登校児などに成果を上げている」としています。

『生きる力』とは、現在の学習指導要領の目玉として文部科学省が力をいれている文言ですが、言葉が独り歩きをしているように思います。
両親は、娘が立ち直って欲しいと考え入学をさせたことと思いますが、とても残念なことです。
生きておれば、いつかきっとよいことがあるはずです。
命を大切にしましょう。

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ご協力ありがとうございます。


亡くなった杉浦正雄さん

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