平成21年07月19日(日)
 

土用

昨日は時々雨がぱらつく不安定な一日でした。
本日もすっきりとしない一日となりそうです。

本日は、「土用」です。
土用とは、元々は、立春・立夏・立秋・立冬の前18日間を土用として行事が行なわれていたようです。
しかし、現在では立秋(今年は8月7日)の前18日間の夏の土用だけが土用として残り、虫干しをする「土用虫干し」、丑の日に暑気払いとして鰻(うなぎ)を食べる「土用の丑」の習しがあります。
今年は、土用の入りが7月19日、土用明けが8月6日、丑の日が7月19日です。
我が家では、鰻が食べられるかどうか分かりません。
現役で働いておられる方は、鰻を食べて精力をつけてください。

新聞の報道によると、トムラウシ山の遭難事故をめぐり、山頂付近では同行したガイドらの携帯電話が通じる状態だったにもかかわらず、救助要請がないままツアーが続行されていたようです。
詳細について、次のように伝えています。

一行は16日午前5時半ごろ、宿泊していた避難小屋を出発した。
昼前には山頂に近い北沼付近で女性1人が低体温症で歩行困難となり、ガイド1人が付き添うことになった。
さらに男女4人も進めなくなり、別のガイド1人が付き添った。
このため、北沼付近には客5人、ガイド2人の計7人が野営することになった。
7人が残った場所では携帯電話は通話可能だったというが、この時点では救助要請をせず、ガイド1人と客10人の計11人がツアーを続行した。
11人はその後分裂し、5合目の「前トム平」ではガイドのそばに客は2人だけになった。
このガイドが携帯電話から110番通報したのは、北沼付近を離れてから約4時間後の午後3時54分だった。
一方、北沼付近に残ったガイドも、野営を始めて約5時間後の午後5時前後になって、同社の札幌営業所に社長あてで「すみません。7人下山できません。救助要請します」「4人くらいダメかもしれないです」と切迫したメールを送信してきた。

具体的なことは分かりませんが、ガイドが救助要請をしなかったことは判断が甘かったと思われます。
救助要請をすると、ガイドの力量を問われると考えたのでしょうか。
ガイドが一行を統制する力がなかったのでしょうか、あるいは一行がガイドの指示を無視して勝手な行動をしたのでしょうか。
山歩きの好きな方は、この教訓を生かしてください。


ビールもおいしい季節です。

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