平成21年07月06日(月)
 

週の始まりは何曜日か

昨日は少し蒸し暑かったですが、雨が降らず助かりました。
本日は、朝方から小雨がぱらついておりましたが、今、雨は上がっております。


週の始まりは、日曜日なのでしょうか、月曜日なのでしょうか。

Yahoo!知恵袋で調べて見ました結果から申し上げますと、
「週の始まりは日曜日」
ということになりそうです。
ただし、週末といったら日曜日のイメージがあり、暦も月曜日からはじまるものもあります。
これらのことを考えると、週の始まりは「月曜日」という考えも無視するわけにはいきません。

大事なことは、日曜日に相手へ約束の期日を知らせる時です。

上の暦は、今年の今月のものです。
例えば、12日(日)に、「来週の土曜日にあいましょう」、とメールを送ったとします。
このとき、日曜日を週の始まりと考えている人は、「25日」をイメージすることでしょう。
月曜日を週の始まりと考えている人は、「18日」をイメージすることでしょう。
週の始まりはどちらでもよいのですが、相手に正しく伝えるために「25日(日)」のように日付を伝えるようにしたらいかがでしょうか。


興味のある方は、以下の「Yahoo!知恵袋」の記述をご覧ください。
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古代メソポタミア文明など、7日毎の周期を暦に用いたというのは、歴史的に幾つか例が見られましたが、現代私たちがグレゴリオ暦で週と呼んでいるのは、直接的にはユダヤ暦由来のものです。そこでは、日曜が週初です。(どのような改暦が行なわれても、この7日毎のサイクルは、古代ユダヤ文明が確立してから連続して続いています。キリスト教文化においても、このサイクルは引き継がれ、現暦であるグレゴリオ暦まで完全に連続しています。日付がどう調整されても、曜日が不連続になったことはありません)

ユダヤ教と関連性のあるキリスト教も、同じように日曜が週初で、土曜が週末です。但し、ユダヤの安息日は週末の土曜(神の天地創造の故事に由来)、キリスト教は週初の日曜(キリストの復活が週初とされる)となり、休みの日はバラバラです。混同される人が多いですが、週の始まり終わりと安息日/礼拝日は別個の独立した概念ですのでご留意下さい。

旧約聖書の天地創造の記述との関連で、日曜が週末と誤解されることがありますが、キリスト教社会で日曜が休みなのは、その為ではありません。週初がイエスが十字架上の死から復活したとされる曜日なので、それを記念する為に礼拝日にしています。

イタリア語などラテン語系言語では、土曜をサバト(=安息日)と関連した表現で呼びますが、これは天地創造と関連した意味での安息日が土曜な為です。ちなみに同ラテン語系の週初日曜は、ドミニカ(=主の日)を語源とする表現で呼ばれます。主(しゅ=イエス)が復活したとされる曜日だからです。


【 余談 】
曜日は、西暦321年にローマ帝国によって(元来ユダヤ暦由来のものが)ユリウス暦に振られ、現代のグレゴリオ暦まで連続して7日毎のサイクルで続いています(週初は日曜で、週末は土曜です)。この時、週初を「主の日(dominica)」とし、農耕を除く全ての労働と奴隷解放を除く全ての裁判を休めと制定されました。これはローマ帝国がキリスト教を公認した後、当時のキリスト教の習慣(イエス復活の曜日とされる日曜に集会(=現代でいうミサ)が行なわれていました)に沿って行われました。それ迄ローマの暦に公式には七曜制はありません。

厳密に言うと、それ迄は日曜にパンを割く集会(=ミサ)が行なわれていても、それは労働日の労働外時間に行なわれていました。つまり、礼拝日であっても労働日でした。この法制化により、礼拝日に安息日的な意義が公式に付与され、週初である日曜がキリスト教社会の安息日の位置付けとなってゆきました。

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