平成21年07月02日(木)
 

一隅(いちぐう)を照らす

昨日、予報では夕刻より大雨になるであろうと報じておりましたが、雨は全く降りませんでした。
予報が外れて助かりましたが、少し蒸し暑かったです。

今朝方はぱらぱらと、雨が降っております。
一日中雨が降りそうです。

ある本を読んでいましたら、「一隅(いちぐう)を照らす」という言葉に出会いました。
調べてみましたら、比叡山を開いた伝教大師・最澄(でんぎょうだいし・さいちょう 767-822)の言葉でした。
「一隅を照らす」とは、今自分が置かれている場所や立場で他人に喜びや生き甲斐などを教え他人に誇りと自信を持たせることが出来るような人間になれ、という意味かと思います。
すなわち、他人から尊敬され信頼される人間になれ(その場にいなくてはならない人間になれ)、ということかと考えました。
十人十色といわれるように、一人一人個性があり考え方が違います。
したがって、一人一人から尊敬され信頼されるためには、各個人とのコミュニケーションが欠かせないかと思います。
私は引っ込み思案であり、誰とでも気軽に話かけることがとても苦手です。
しかし、少なくとも他人から恨まれたり憎まれたりしない人間になるように心がけることが、「一隅を照らす」ことに通じるのではないかと思います。
明るく楽しく自分なりに精一杯生きたいと思った次第です。

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