平成21年06月13日(水)
 

鬼師

昨日は適当に晴れて、過ごし易い一日でした。
本日も快適な一日となりそうです。

昨日は、図書館から借りてきたDVD、「唐招提寺・建造の謎に迫る」を鑑賞しました。
2巻に分かれており、ともに1巻1時間43分の長編ものです。
真昼の貴重な時間でしたが、いっきに鑑賞しました。
第1巻は、「鴟尾(しび)」に取り組む瓦職人の話です。
鴟尾とは、いまの鬼瓦のことです。
唐招提寺の鴟尾は1200年間、役目を果たしてきました。
ひび割れがひどく検討の結果、新しく作り直そうということになります。
粘土のこね具合などいろいろと課題があるのですが、その中でも焼くと13%縮むのでこれを考慮して作る必要があるということが大きな課題の一つでした。
最後に釜に入れて焼く時には、皆さんが祈っておりました。
ひびが入ったり、割れたりすることがあるからです。
また、寸法が違っていると納品できません。
無論長い経験から99.9%は自信があるのでしょうが、何が起こるかわからないということで、「これは運がかかっている」、と説明をしていました。
その鴟尾に取り組む瓦職人を「鬼師」というそうです。
その鬼師が苦戦葛藤をする話でした。
第2巻は、唐招提寺の建造の謎についてのもので、最後まで興味深く鑑賞しました。
久しぶりに、DVDを堪能しました。


窯に入れられた鴟尾(HPより)
 我が家のアジサイ(道路側)  
 アップしました  
 庭の中
日陰のためこれから色づきます
 
 アップしました  

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