平成21年06月05日(金)
 

DNA型鑑定

昨日は、適当に晴れ、適当に曇り過ごし易い天気でした。
仕事に出かける前に仕掛けた万歩計が、14037歩であり適度な運動量でした。
今朝は、6時頃より雨が降り始め今は音を立てて降っております。

昨日、足利事件(栃木県足利市幼女殺害事件)で逮捕されていた菅家さんがDNA型判定の結果、人違いであることが分かりました。
判定当時の鑑定方法では1千人に1.2人という精度でしたが、現在は4兆7千億人に1人という精度のようです。
科学の進歩には、脅かされます。
さらに精度が上がると、本人の特定に絶対に間違いないと言うことになるのでしょうが、現在の制度で十分であると思うのですが。

恐らく無罪となることでしょうが、問題はこれで解決したわけではありません。
逮捕から17年半の長い拘置・服役生活を送ってきた菅家さんは、無罪が確定すれば、名誉回復のための手続きを取ることができす。
刑事補償法は無罪判決を受けた場合、拘置や懲役の日数に応じ1日1000〜1万2500円の補償金を支払うと規定しております。さらにこれとは別に逮捕や起訴そのものが違法だったとして、国家賠償法に基づく損害賠償を求めることも可能です。

新聞によると菅家さんは、「真犯人にされ、ずっと我慢をしてきたが、間違ったではすまない。当時の警察官、検査官を絶対に許さない。私と亡くなった両親、世間の皆様に絶対に謝って欲しい」、と語ったそうです。
真犯人は、一体どこにいるのでしょうか。

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