平成21年02月19日(木)
 

福澤諭吉展を見学しました

今朝もよい天気ですが、外気は少々冷たく感じました。

先日入院したとき大腸および胃の組織を一部とりましたが、その結果の発表が昨日ありました。
癌などの悪性のものは、全くなく「異常なし」との事でした。
大変な入院生活でしたが、結果的には検査をしてもらってよかったと思います。
年齢とともに体は弱っていきますので、あまり無理をせず、暴飲暴食をせず、適度な運動を心がけたいと思います。

病院は御茶ノ水にあるのですが、病院を出て湯島の聖堂、神田明神、湯島天神、上野公園と歩いて散策をしました。
途中スナップを撮りましたので、後日報告をしたいと思います。

本日は、上野公園にあります東京国立博物館で開催されておりました「福澤諭吉展」を見学しましたので、概要を紹介したいと思います。

福澤諭吉は、蘭学塾(のちの慶應義塾)を開いた人ですが、本当に学問が好きで生涯を勉強に打ち込んだ人間ですね。
私には、とても真似は出来ません。
会場の入り口の冒頭に、次のような記事がありました。

すべてはじまりは、「身体」にあります。
健康を保ってこそ、人々は学び、交わり、自分で考え、自分で道を切り開き、独立の精神を築くことができる。
その「一身独立」の上にのみ、「一国の独立」は存在する。

福澤諭吉はこのように、「健康」を大事に学業に打ち込んだようです。

諭吉のいろいろな遺物や教え子の活躍ぶりなどが展示してありましたが、最も感心をしたのは自筆の英和辞典です。
写真撮影は禁止されておりますので紹介できないのが残念ですが、いろいろの資料などを参考にしながら塾生のために手書きで辞書を作り上げたようです。A,Bの部で数cmの厚みがありました。
この努力と根気には頭が下がります。

写真は、東京国立博物館の様子です。
福澤諭吉展は、本館および表慶館が会場になっておりました。
 
正門(入口)

本館(左奥に平成館があります) 
 
東洋館

表慶館 

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