平成20年11月05日(水)
 

欲張り

新聞によると、数多くのヒット曲を生み出した小室哲哉・音楽プロデューサー(49)が、音楽著作権の売却を持ちかけ、兵庫県芦屋市の会社社長(48)から5億円を詐取した疑いが強まり、大阪地検特捜部は、詐欺容疑で小室プロデューサーら数人の逮捕状を取ったようです。

捜査関係者によると、小室プロデューサーは自分が作詞、作曲している806曲について、著作権に関する一切の権利があるかのように偽り、2006年8月、全曲の著作権を10億円で売却する仮契約を結び、代金の一部として、社長から5億円をだまし取った疑いが持たれているとのことです。

実際には、小室プロデューサーは著作権を「エイベックス・エンタテインメント」などの音楽出版社に譲渡しており、806曲の年間著作権使用料収入約3億円のうち日本音楽著作権協会(JASRAC)から約1億円、音楽出版社から約1億円の計2億円を受け取り、残る1億円は音楽出版社が受け取っていたようです。
最近はヒット曲もなく、事業の失敗などもあり数十億円の負債を抱えているようです。

結局、欲張ったために人生が狂ったようです。
誰でも大なり小なり欲をかいて失敗した経験はあると思います。
私はあるとき、パチンコでみかん箱一杯になるほど玉がたまったことがあります。
そのとき止めておけばよかったのですが、欲が出てもっと増やそうとしました結果、帰りにはスッカラカンになったことがあります。
踏ん切りが難しいのですが、人間は欲をかいてはいけませんね。
もう少し欲しいと思ったところで、止める勇気が必要かと考えます。

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