日本三大

  

三霊山(三名山)


日本三霊山(にほんさんれいざん)は、日本において古来から山岳信仰があり、信仰登山の主たる山、富士山、立山、白山の三山を指す言葉です。
まれに白山を除外して、御嶽山(おんたけさん)を加えるとする説もあるようです。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より抜粋しました
 富士山
静岡県(富士宮市、裾野市、富士市、御殿場市、駿東郡小山町)と山梨県(富士吉田市、南都留郡鳴沢村)に跨(またが)る活火山です。
標高は3,776mで日本の最高峰であるとともに、日本三名山(三霊山)、日本百名山・日本の地質百選のひとつでもあります。
富士箱根伊豆国立公園に指定されており、1952年(昭和27年)に特別名勝に指定されました。
 
立山
山地の総称でもあり、万葉集には「皇神の峰」(すめらかみのみね)とも呼ばれ、三俣蓮華岳から猫又山に至るまでの峰々を古来より立山七十二峰と呼んできました。
現在では、最高峰の大汝山(おおなんじやま、3,015m)、主峰の雄山(おやま、3,003m)、富士ノ折立(ふじのおりたて、2,999m)の3つの峰を立山と称することが多いようです。
雄山の山頂には、雄山神社本宮があります。
雄山・浄土山・別山を「立山三山」、立山を含む山稜を「立山連峰」といい、富山県のほぼ全域から見ることができます。
白山
最高峰の御前峰(標高2,702m)、剣ヶ峰(2,677m)、大汝峰(2,684m)の「白山三峰」を中心として、周辺の山峰の総称です。
そのため厳密に、現在の県境には、石川県、福井県、岐阜県、富山県に跨ります。
また、別山、三ノ峰を加えて「白山五峰」といい、「白山連峰」と呼ばれることもあります。
北陸地方の中では標高の高い山であるため、他の山では残雪が消えた季節でも「白い」山として遠方からでも一目で判明できる山です。
また、白くなった白山が北陸に晩秋が訪れた象徴ともなります。
日本ではこれより西には2,000m以上の山がないため、2,000m超級の高山として最西端の山となります。

室堂から見た白山
御嶽山
長野県木曽郡木曽町、王滝村と岐阜県下呂市の境目にある火山です。
木曽御嶽山や御嶽ともいい、嶽の字体を新字体で表記した御岳山や御岳などと表記されることもあります。
最高地点の標高は、3,067m(三角点は3,063.4m)です。

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