日本三大

 25 新三大夜景

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笛吹川フルーツ公園から見る山梨県山梨市
笛吹川フルーツ公園から望む甲府盆地山梨県笛吹川フルーツ公園(やまなしけんふえふきがわフルーツこうえん)は、山梨県山梨市に位置する公園。山梨市フルーツパークが運営・管理を行なっている。
傾斜地にあり、眼下に広がる甲府盆地の眺めが美しく、晴れた日には富士山も望むことができる。新日本三大夜景のひとつ。 園内の「フルーツセンター」には物産館があるほか、景色を眺めながら足湯が利用できる。天然温泉「赤松の湯ぷくぷく」でも、露天風呂、内風呂、食堂・大広間から眺望を楽しむことができる。

笛吹川フルーツ公園から望む甲府盆地
若草山から見る奈良県奈良市
若草山(わかくさやま)は奈良県奈良市、奈良公園の東端に位置する標高342m、面積33haの山。山が三つ折り重なっているため三笠山(みかさやま、みかさのやま)とも呼ばれる。
かつては三笠山が正式名称であった。
1935年、この山名に因んで三笠宮が創設される際に、同じ名前では恐れ多いとして山焼きに因んで若草山に改称した。北海道三笠市は、この山に因んで名づけられた同名の山が由来である。なお、阿倍仲麻呂の和歌「あまのはらふりさけみれば春日なる三笠の山に出でし月かも」の「三笠の山」はこの山のことではない。南隣にある春日山のことであり、春日山は御蓋山と書いて「みかさやま」の別名がある。奈良新聞のページにもあるように、この両者はよく混同される。なお日露戦争での日本海海戦の旗艦、戦艦「三笠」はこの山の名にちなんで命名されている。
毎年1月に行われる山焼きは、1760年に東大寺と興福寺による領地争いが発端といわれているが定かではない。山頂には仁徳天皇の皇后磐之姫命の墓といわれる、鶯塚古墳がある。春季と秋季に開山。
若草山の山頂から見る奈良の夜景は、大都市のような華々しい光量はないものの大変見晴らしがよく、新日本三大夜景のひとつに認定されており、晴れた日の夜には多くのカップルが訪れる。若草山山頂への車のアクセスは奈良奥山ドライブウェイの利用に限られる(新若草山コース:510円/22時以降は無料)。山頂へのアクセスは山焼き前、新芽時期を除き可能(奈良奥山ドライブウェイに要確認)、前述の入山料はこの場合徴収されない。
奈良公園と隣接しているため若草山にも鹿が多数生息している。
なお、関西ではどら焼きの形が三笠山に似ていることから、「三笠まんじゅう」や、「三笠焼き」と呼ばれる。なお、大きな「三笠焼き」を奈良名物として売る店もある。


若草山
皿倉山から見る福岡県北九州市
皿倉山(さらくらさん)は、福岡県北九州市八幡東区にある標高622mの山。北九州市を代表する山である。神功皇后の伝説が多く残る山としても知られている。
北九州国定公園皿倉支部の一部を構成しており、帆柱山、花尾山などと「帆柱連山」と呼ばれる。
各種登山ルートが整備されており、登山をするには非常に手軽に楽しめる山である。登山口は八幡東区の帆柱ケーブル山麓駅近くの帆柱登山口が最も有名で整備されているが、河内登山口もあり、同区末広町の住宅街から登る大蔵登山口、八幡西区市瀬の市瀬峠から登る登山口など数多く存在する。また、近隣の権現山や花尾山を経由して登る方法もあり、皿倉山を経由し、八幡東区田代から尺岳などを経由して福智山へ到達する縦走も可能であるため、香春町採銅所地区や直方市龍王峡、福智町上野からも皿倉山に到達することは可能である。
また、山麓より帆柱ケーブル線が1957年に敷設されており、山頂へはケーブルカーおよびスロープカーに乗れば、殆ど自力で登らずに到着することができる。
以前はケーブル山上駅から山頂までリフトがあったが、2006年8月31日に廃止され、2007年12月28日、同ルートにスロープカーが設置された。スロープカーの料金は大人片道200円小学生片道100円。あわせて展望施設もリニューアルされた。
皿倉山からの夜景なお、帆柱ケーブルは、以前は観光用のみでなく、山頂に設置されている各放送局の八幡テレビ・FM放送所職員の通勤の足としても利用されていたが、送信所は後に全て無人化されたため、現在は専ら観光用としての利用である。
夜景が有名。北九州市は100億ドルの夜景と銘打っており、その視野角200度に広がる夜景は北九州市街を一望でき、「新日本三大夜景」の一つに選定されている。
パラグライダーのメッカとしても知られ、その景色のダイナミックさから人気が高い。3月・9月には皿倉山パラグライダーフェスタが開かれている。また、夏期にはキャンプ場がオープンする。かつては冬期に小規模なスノーボード場がオープンしていた。

皿倉山


皿倉山からの夜景

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