日本三大

 18  三大財閥(戦前の三大財閥)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三井財閥(みついざいばつ)
三井越後屋(三越・三井銀行)を元に始まったとされる日本最古の財閥。日本三大財閥の一つ。三井本館は1998年(平成10年)に、「国宝及び重要文化財指定基準」の「意匠的に優秀なもの」および「歴史的価値の高いもの」として評価をされ、重要文化財の指定を受けた。
 
東京都中央区日本橋室町 三井本館
住友財閥(すみともざいばつ)
ロスチャイルド財閥を超える世界最古の財閥と言われており、その歴史は400年以上前にさかのぼる。住友は、製造業を主業として、その隣接部門への多業種化と垂直的統合によって発展した。また、三井と並んで日本の最も古い独占企業体であるが、ただ異なる点は、三井は原則として商いと高利貸でその活動を始め、その事業を継続してきたのに対して、住友は基本的に鉱工業活動に携わってきたことである。
 

旧住友本社 設計:長谷部竹腰建築事務所

三菱財閥(みつびしざいばつ)
岩崎弥太郎が創立した三菱商会を基盤に、政府の保護も得て海運業を独占。1893(明治26)年三菱合資会社を設立。これを持株会社として造船業・鉱業・鉄道・貿易などあらゆる分野に進出。第二次世界大戦後、連合国軍最高司令官総司令部 (GHQ/SCAP) の指令により解体された。
 
三菱標章

日本三大の目次へ

トップページへ