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笠戸島(山口県下松市)霊場八十八ケ所巡り(その3)

2010年03月29日

下松から写真が届きました。

ご主人のコメント

昨日、3回目の笠戸島霊場巡りをして来ました。
今まで2回に渡って、笠戸湾の外側の霊場巡りを済ませて来ました。
今回は笠戸湾に面した民家や道路沿いの霊場巡りです。
白浜の駐車場と深浦(笠戸島の最先端の集落)の駐車場に車を置いて、深浦地区から順次巡って白浜駐車場へと戻って来るルートです。

先ず、深浦の西側の海上に鳥居を有する厳島明神にお参りしてから巡礼を開始しました。
今まで深浦にはかなり行っているのですが、厳島明神へは初めてです。
木立隠れに祠が望め、荒れ果てていて、祠の所までは行けませんでした。

前回の巡礼で34番所まで終えており、深浦地区は35番所からスタートです。
順次巡って、休校の深浦小学校に差しかかったら、深浦公民館祭りの準備中でした。
準備をしておられた方から、地元で取れた海や山の幸が当たるビンゴゲームや餅播き等の行事を計画しているので、是非公民館祭りに寄って行けと勧められました。
ビンゴゲームのシートは100枚ほど用意してあり、11時から一枚100円で発売とのことでした。
景品がひらめ、鯛、ススキ等の魅力いっぱいなので、是非参加しようということになり、それまでに深浦地区の巡礼を済ますことにしました。

ビンゴゲームのシート買った後、地元の方達が準備された売店で蛸飯や瀬戸貝等を買い昼食にしました。
種々な行事が進行していたが、そのうちキネによる餅つきが始まりました。
自由参加で、餅をアンコで包んで揉み、自分が揉んだ餅は貰えるというので早速参加しました。
餅は、よもぎ餅で、小豆のアンコでくるんで、春の香りと味を賞味しました。

ビンゴゲームの開始が14時からだったので、それまでに隣の集落の小深浦地区の番所を巡った後で海岸を散策しました。
小深浦の入江周辺は大変に風光明媚な所で、東西の岩壁の数カ所に岩をくり抜いて造られた陸軍暁部隊の艇庫跡がありました。

再び、公民館祭りの会場に戻り、ビンゴゲームに参加しました。
霊場巡りの御利益を期待してゲームに望んだのですが、私のシートの番号はうまく続きが出来ず、その内にドンドンとビンゴの声が上がり、鯛やひらめ等の目玉景品は無くなってしまいました。
今回同行の6人のメンバーの内、二人が嬉しい海産物をゲット、家内が生きた800gの蛸、他の一人がサザエや瀬戸貝の詰め物セットで、まあまあの御利益があったのでしょうか。
ビンゴゲームの後は餅播きで、会場は一気に盛り上がりました。
私も餅拾いの群衆の中に入り、我を忘れて餅拾いに没頭しました。

朝家を出る時は時折霧雨が降る曇りがちの天気でしたが、昼前には好天気となりました。
当初計画していた霊場巡りも公民館祭りへの参加で、深浦、小深浦の両地区のみで、34番から55番までで終わってしまいました。
しかし、楽しい霊場巡りが出来て皆さん大変満足されていました。
またハイキングを兼ねた残りの56番からの霊場巡りを、近い内に是非行おうということになりました。

今回撮った写真と、先日霊場の下調べに出向いた折に、笠戸島の最先端の岬・カツネ岬までを歩いたので、その時の写真を合わせて送ります。
   深浦の西側海上に立つ厳島明神の鳥居:8月には数隻の漁船に提灯を灯して明神様にお参りする管弦祭が行われる。  
   深浦の東側にある亀山の深浦八幡宮に参拝。  
   深浦公民館の開館式が行われていた(休校の深浦小学校が深浦公民館として利用されることに)。  
   深浦公民館祭りで賑わう休校の深浦小学校のグランド。  
   深浦集落を見下ろす地に第三十八番所。  
   第三十八番所からの眺め:深浦集落の中央後方に尻高山。  
   深浦集落の第四十三番所にて。  
   県道からの小深浦の眺め  
   小深浦の西側海岸から小深浦集落の眺め。  
   小深浦の西側岸壁をくり抜いた陸軍暁部隊の艇庫(3箇所の内の一つ)。  
   小深浦の東側岸壁をくり抜いた陸軍暁部隊の艇庫(中央右寄りの洞窟)。  
   小深浦の東側岸壁をくり抜いた陸軍暁部隊の艇庫右後方の洞窟)。 (1)  
   霊場巡りで桜が咲く県道を行く。  
   家内がビンゴゲームで当てた800gの生きた蛸。  
   笠戸島の先端・カツネ岬への尾根筋に林立する椿の木。  
   カツネ岬からの眺め:左後方に笠戸ハイツ、右後方に大城温泉。  
   深浦の眺め:カツネ岬への進入口がある外野山林道にて。  


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