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笠戸島(山口県下松市)霊場八十八ケ所巡り(その1)

2010年02月15日

下松から写真が届きました。

ご主人のコメント

昨日、家内の山友達に笠戸在住の人も加わって、七人で笠戸島霊場八十八ケ所巡りをして来ました。
2日で巡るのが通常のコースとなっていますが、笠戸の人の話では昔の人達は早朝出発して1日で回っていたそうです。
私達は、お地蔵さんの場所を探しながら、山に登ったり浜辺に降りて散策したりしてのハイキンブが主体で、何回かに分けての霊場巡りです。

今回は笠戸湾とは反対方向の外回りで、笠戸大橋の橋脚脇の小道を降りてすぐ近くにある第一番所からスタートしました。
本浦地区の集落にかけて16体、本浦から東風浦への峠道に2体、そして東風浦に3体と順次巡って行くことにしました。
先日の下調べの時には東風浦から垰ノ浦への遍路道が、枯れ草で覆われた場所もあったのですが、数日前に整備されたとのことで、見違えるように綺麗な道になっていました。
垰ノ浦の2体を巡ったところで昼時となり、半円状に開けた海岸に降りて昼食を取ることにしました。
心配していた天候も、薄日が射して風もなく静かな海辺でした。
昼食中のすぐ目の前の凪いだ海では、数羽の海鳥が海面に浮かんでいて、小魚を捕っているのか時折海中に潜っていました。
のんびりと海を見ていると、俗界の煩わしさを忘れさせてくれる一時でした。

垰ノ浦から白浜へは、先日歩いた遍路道があるのですが、今回は山登りが好きな人達の集まりなので、白浜山(188.8m)に登って白浜へ降ることにしました。海抜0mからのスタートなので、低い山とはいえ結構きつい登りでした。
白浜の駐車場へ下山してから白浜地区の4体のお地蔵さんを巡りました。
第二十五番所のお地蔵さんは、大雨で海に崩落して一時行方不明になっていたが、今回同行の笠戸の人が見つけて今の場所に担ぎ上げたそうです。
海の荒波で洗われた為か、お地蔵さんの姿が角が取れて丸くなっていました。
白浜海岸に降りたら干潮時で、久し振りに童心に返って潮干狩り気分になり、岩に付いた小さな牡蠣を採って食べたりして潮の香りを味わいました。
白浜駐車場への道路脇の第二十六番を最後にして、駐車場に廻しておいた2台の車に分乗し、スタート地点の橋の近くの駐車場に戻りました。

今回は第一番から第二十六番所までを巡ったのですが、皆さん大変に好評で、是非次の日曜日にも霊場巡りをしようということになりました。

今回撮った写真を送ります。
   笠戸大橋の下近くの第一番所にて  
   干潮の白浜海岸にて(1):牡蠣の付いた岩がいっぱい姿を現していた。  
   干潮の白浜海岸にて:牡蠣の付いた岩がいっぱい姿を現していた。  
   干潮時のために小島が笠戸島と繋がっていた:白浜駐車場から白浜への降り道にて。  
   第一番所付近からの笠戸大橋  
   中央後方に白浜山、その手前の海岸が垰ノ浦、左先端に白浜の小島、手前一面にワラビのシダ:東風浦から垰ノ浦への道にて。  
   東風浦から垰ノ浦への良く整備された道を行く。  
   東風浦から垰ノ浦への良く整備された道を行く。左手の下方に垰ノ浦  
   東風浦から垰ノ浦への良く整備された道を行く。左手眼下に垰ノ浦 (1)  
   東風浦から垰ノ浦への良く整備された道を行く。赤い椿の花が咲いていた。  
   白浜の第二十四番所にて。  
   白浜の第二十四番所付近にて:中央付近の山の中腹に東風浦から垰ノ浦への山道。右後方に茶臼山が遠望  
   白浜海岸にて。 凪いだ海がとても綺麗だった。  
   垰ノ浦から白浜山への登路  
   垰ノ浦から白浜山への登路 (1)  
   垰ノ浦の海岸にて:右後方に白浜山。  


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