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「節分草」の花(山口県岩国市錦町)

2010年02月12日

下松から写真が届きました。

ご主人のコメント

昨日、岩国市の北部に位置する錦町に行き、春に先駆けて咲く「節分草」の花を見て来ました。

今まで県内には節分草の自生地が無かったので、この花を見たい人達は、広島県の総領町(庄原市)まで出かけていました。
私も8年前に総領町まで行き、可憐な節分草の花に初めてお目に掛かりました。

総領町では観光協会が、節分草の開花時期に道の駅「リストアステーション」内に「節分草自生地案内所」を設け、7ケ所の自生地をボランティアガイドが案内するなど町興しの一つとして大々的に取り上げています。そして、広報活動も熱心で、この時期になると ”「里山を楽しむ町 総領町」へお越し下さい”と記載された案内の葉書が毎年送られてきます。

一方、山口県では昨年の2月に錦町の私有地で初めて節分草が発見され、8月にボランティアの人達が草刈りや柵を設けたりして、大事に保護してきたとのことです。
今年の花の時期は、錦川観光協会が特別に第3セクターの錦川鉄道(錦川清流線)を利用して来られた方に限って、2月13日に秘密の花園に案内する旨の記事が新聞で報道されていました。

そんな中、県内の植物観察の同好会が特別に節分草の見学の許可を得たので、合流して一緒に行かないかと友達から誘いがありました。
この同好会の世話人は、昨年、ナツエビネや福寿草の自生地に花を見に同行した顔なじみの人です。
友達夫妻と三人で参加することにして、雨の中を錦町に向かい、道の駅「ピュアライン」で同好会の人達と合流しました。
雨にもかかわらず30人位の人が集まっていました。

早速、小雨の中をガイドの人の案内で、節分草の自生地に行きました。
小さな白い花が、50坪位の栗畑一面に咲いているのには感激でした。
ガイドの人の説明によると、昨年まで白い花が咲いているのに気付かなかったそうで、信じられないような話でした。
小雨の降る中、傘をさして花の写真を撮ったのですが、手振れでピンボケ気味の写真になってしまいました。

撮った写真を送ります。
   小雨の中、傘をさして節分草の花見  
   小雨の中、傘をさして節分草の花見(1)  
   節分草の花  
   節分草の花(1)  
   節分草の花(2)  
   節分草の花(3)  
   節分草の花(4)  
   節分草の花畑  
   節分草の花畑 (1)  
   節分草の花畑 (2)  
   節分草自生地の栗林  


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