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ロウバイの花ほか

2009年01月16日
下松より写真が届きました。
説明も是非とも読んでください
写真の順序は、届いたものと順不動にになっております。

ご主人のコメント

昨日、新聞の地方版に光市の冠総合公園で、ロウバイの花が見頃を迎えていると写真付きで報じられていました。
天気も良かったので、早速出かけてみました。

公園は、光市役所から数km東南のR188沿いの丘陵地に位置しており、梅園や日本庭園等が整備されて市民の憩いの場として親しまれています。
梅園は、100種、2000本の梅の木が植えられていて、山口県NO1といわれており、開花時期には園内で野点や演芸など多数のイベントが行われます。
この梅園の中に、20本ばかり植えられているロウバイは、数本を残して既に殆どが花の盛りを過ぎて色褪せていました。
一方、梅は開花が2月から3月に懸けてで、蕾が若干膨らみかけているのも見受けられたが殆どが未だ固い状態でした。

梅園、日本庭園を散策した後、梅園から赤い橋を渡ってすぐ隣の冠天満宮に寄ってみました。
山口県には天満宮が四カ所あり(防府、柳井、岩国、光市)、冠天満宮はその一つで、冠石を奉った祠もありました。

昼までには時間があるので、光市の東面に連なる千防山(298.7m)〜大峰山299m)の稜線を縦走する車道をドライブして室積に降り帰宅しました。

以下参考までに。
1.冠天満宮(説明版を参考に補足)
菅原道真(901年)は藤原氏の権勢におされて太宰府に左遷され、瀬戸内を九州に向かう際に風波を避けて戸仲に寄港され一夜を過ごされた。その時に、世話をした百姓の持て成しに感謝され、記念のしるしに冠を与えて旅立たれた。
その後、百姓も亡くなり、承平4年(934年)10月7日の夜から三夜に渡って百姓の長男の夢中に「東の山の梅の古木に今宵のうちに花を咲かしめん。その地に社を建て冠を神体として祀るべし」との託宣があった。託宣通りに古木に梅の花が咲いて春のようだった。冠石は、この時の冠を収め奉ったところと伝えられている。


2.室積
室積は、峨嵋山(116.9m)から続く像鼻ケ岬に囲まれた波静かな御手洗湾に面し、古くから良港として栄え、江戸時代からは北前船の瀬戸内有数の寄港地として賑わい多くの豪商の家屋が軒を連ねました。
また、海の守護仏「普賢菩薩」を祀る普賢寺の門前町としても栄えました。明治以降、山陽鉄道の路線から外れて停滞して現在は住宅地区となっているが、当時の豪商の町並みが海商通りとして部分的に残っています。
峨嵋山、象鼻ケ岬、雪舟庭のある普賢寺などの名所旧跡も多くあり、観光の人気スポットになっています。
室積へはJR光駅からバスが頻繁に通っており、宿泊施設として御手洗湾を見渡せる地に「かんぽの宿 光」があります。
温泉もあるので、機会があったら宿泊されて室積周辺をゆっくりと散策されては如何ですか。

天気の良い日に室積海岸、峨嵋山一帯を散策しようと思っていますので、散策したら報告します。
今年、最初の下松からの写真なので、茶臼山から撮った御来光と、御来光に映える下松方面の写真を、今回の写真に合わせて添付します。


   09年御来光 茶臼山にて  
   ロウバイの花  
   ロウバイの花 (1)  
   冠天満宮 広場には天神様の神使の臥牛  
   冠天満宮の後方に冠石を奉った祠  
   御手洗湾の眺め 正面の峨嵋山連峰の裏の海岸にはクサフグの産卵地がある  
   御来光に映える下松方面  
   御来光に映える下松方面 (1)  
   千坊山の登路脇に台湾フウの樹林帯 秋には黄葉  
   梅園の散策路  
   梅園の中にあるロウバイ  


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