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風鎮踊り

2008年09月01日
下松から、「風鎮踊り」の写真が届きましたので、ご主人のコメントとともに投稿します。
私は、風鎮踊りを知りませんでした。
確か、「狐の嫁入り」は有名であったと記憶しております。

ご主人のコメント

8月30日には、下松の風物詩のひとつ妙見宮鷲頭寺の風鎮踊りがある。
この踊りは二百十日の風を鎮めて豊作を祈るもので、室町時代からの歴史ある行
事だそうである。
私の子供のころは、夏休みになると盆踊りの太鼓があちこちからよく聞こえた
が、いまでは盆踊りが行われず太鼓の音が途絶えて久しい。
そんな中で妙見宮・鷲頭寺の風鎮踊りの伝統は大切に守り伝えられていている。
昼過ぎから太鼓の音が鳴りやまず、また参道から続く通りは夜店の準備で踊りの
雰囲気を盛り上げていた。
若い頃に風鎮踊りに数回参加したが、長い間足が遠のいている。
ついつい太鼓の音に誘われて久し振りに踊りを見に行った。
踊りが子供の部、仮装の部と順次進むにつれて、妙見宮・鷲頭寺の境内は踊りの
見物や参拝客等で埋め尽くされた。
祭りを見ていると、二人の息子が祭りに参加した後で、夜店で金魚すくいをした
り、綿菓子等を買ったりしてはしゃいでいたのが思い出された。
子供達にとっても幼い時の想い出の一つとして頭の中に強く残っていることと思う。
その子供達も下松を離れて久しく一抹の寂しさが頭をよぎった。
参道から車の進入禁止となっている夜店の並ぶ表の通りに出てみた。
境内の踊り場と同様に大勢の人で賑わっていた。
風鎮踊りは、参加者や見学者も含めて多くの人出で大いに盛り上がっているのを
見て、昔からの行事や風習が消えて行く中でこれからも次の時代に長く伝えられ
ていくだろうと確信した。
コンパクトデジカメで写真を撮ったが、動きに対応しきれずピンボケの画像と
なってしまった。
見難いと思いますが撮った写真を添付します。


一般の部の踊り


一般の部の踊り (1)


一般の部の踊り (2)


子供の部の踊り


妙見宮前の賑わい


夜店の風景


夜店の風景 (1)


夜店の風景 (2)


夜店の風景 (3)


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