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阿蘇山(その2 砂千里ケ浜〜中岳)

下松くから写真が届きました。
これは、昨日届いたものです。

ご主人のコメントです。

阿蘇山(中岳、高岳)への登山は下記の様なルートがありますが、今回は砂千里ルートを登りました。

1.砂千里ルート
2.仙酔尾根ルート
3.日ノ尾根ルート
4.行儀尾根ルート
5.仙酔峡ロープウェー(平成22年5月から運休中)

黒い一面の砂原が広がる砂千里ケ浜を後にして急なガレ場を登り、約40分で中岳へと続く岩稜に辿り着きました。
四方に遮るものが無く、中岳の新旧火口群等の素晴らしい展望が続く尾根です。
約20分の尾根歩きで中岳の山頂に到着しました。
山頂からも素晴らしい絶景で、眼下に下山地の仙酔峡も望めミヤマキリシマの花がピンク色に開花しているのが見えました。

砂千里ケ浜から中岳への登りに撮った写真を送ります。


長くなりますが参考までに(阿蘇市のHPより)
阿蘇山(阿蘇五岳と外輪山)
 阿蘇は典型的な二重式の火山。阿蘇山といえば阿蘇五岳を中心にした中央部の山々を呼ぶことが多いが、広い意味では外輪山や火口原をも含めた呼び 名です。
 外輪山は南北25km、東西18km、周囲128qもあり、世界最大級の火山です。火口原には約5万人が生活していて、田畑が開け、阿蘇市・高 森町・南阿蘇村の3つの自治体があります。
 阿蘇山は日本の山で最初に外国の文献に記載され、当時からその名をとどろかせています。
 また、阿蘇は火の国熊本のシンボルであり、高岳(1,592m)を最高峰に根子岳(1,433m)、中岳(1,506m)、烏帽子岳 (1,337m)、杵島岳(1,321m)と連なっている阿蘇五岳、ほぼ900mの高さで火口原を囲む外輪山等どれを取っても第一級の風景です。
 阿蘇が現在の山容になるまでは古い活動の歴史があり、10万年前、阿蘇が現在ある場所には数多くの火山があり、活発な活動をしていました。これ らの火山が一斉に噴火活動をし、火山灰、溶岩などを噴出、この活動が終ると大陥没がおこって、今の外輪山の原形が生まれました。
 このくぼ地に火口湖ができ、立野付近で断層や侵食がくり返され、湖水が流れ出しました。3万年から5万年前に東西方向に並んで阿蘇五岳の山々が 噴出したといわれています。


砂千里ケ浜から中岳へ。
中岳へのガレ場の急登
中岳への登路から中岳新旧火口群の眺めが素晴らしい
中岳への稜線:変化に富んだ岩壁や幾つもの新旧火口など見飽きることの無い景観が続く。
中岳への稜線からの眺め:右寄り後方に高岳
中岳への稜線からの眺め:眼下に中岳新旧火口の眺めが一望。
中岳への稜線:岸壁は幾重にも重なった火山灰の地層。右寄り後方に中岳の山頂
左眼下に中岳の新旧の火口を見ながらの快適な中岳への稜線
中岳の山頂:四方遮るものの無い素晴らしい好展望地。
中岳へと歩いて来た岩稜(左側):中岳からの眺め
中岳から砂千里ケ浜(中央左寄り)の眺め
中岳から噴煙を上げる弟一噴火口の眺め
中岳から仙酔峡の眺め:ミヤマキリシマの開花でピンク色に染まっていた。


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