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阿蘇山 その3(中岳〜高岳〜仙酔峡)

下松から写真が届きました。

ご主人のコメント

阿蘇山は、高岳、中岳、根子岳、烏帽子岳、杵島岳の五岳を中心とする山の総称で、深田久弥の日本百名山に選ばれています。
その最高峰は高岳(1592m)です。
高岳への登山は仙酔峡からの仙酔尾根ルートに集中しているようですが、今回の登山は砂千里ルートから中岳を縦走してこのルートを下りました。

中岳から高岳へは、比較的歩きやすい岩尾根で高岳の山頂間際の登りに岩のガレ場がある位で、難なく山頂に到達出来ました。
山頂は360度の大展望で、ここでしばしの休憩後に下山に向かいました。

下山の仙酔尾根ルートは、ゴツゴツとした火山岩がえんえんと続く急峻な長い尾根で、登りよりも下りの方が危険を伴う難ルートです。
仙酔峡は岸壁の遙か下で、この岩尾根の下りでつまずいて前に転びでもしたら軽傷では済みません。
足元の岩場を一歩一歩確認しながら緊張感を保持し、1時間40分余りでようやくミヤマキリシマの咲く斜面に辿り着きました。
ミヤマキリシマの花は、難所のルートを無事に下って来たのを出迎えて呉れているようで、満開状態で丁度見頃でした。

宿舎は、くじゅう阿蘇国立公園の大自然の中に健康の専門家が結集して造りあげたという健康テーマパーク・阿蘇ファームランド内の阿蘇ファームヴィ レッジ
でした。
3万坪の敷地内に450棟のドーム型のホテル客室が点在するという珍しい施設でした。

中岳から高岳への稜線:中央後方に高岳。
高岳への稜線からの眺め;中岳への砂千里ルートの岩稜が見渡せる。
火山らしい岩ばかりの高岳への登路。
火山岩で盛り上がった高岳の山頂(1592m)
高岳山頂からの眺め:左に中岳、右に中岳噴火口からの噴煙。
高岳山頂からの眺め:仙酔峡ロープウェー駅から中岳火口展望台へのルートが一望(ロープウェー運休中)。
高岳山頂からの眺め:眼下にミヤマキリシマ開花でピンク色の下山地・仙酔峡。
高岳から仙酔峡への下り:通称「バカ尾根」と呼ばれる長い火山岩の急峻な尾根。
高岳から仙酔峡への下り:通称「バカ尾根」と呼ばれる長い火山岩の急峻な尾根。 (1)
高岳から仙酔峡への下り:通称「バカ尾根」と呼ばれる長い火山岩の急峻な尾根。 (2)
仙酔峡のミヤマキリシマ
仙酔峡のミヤマキリシマ (1)
仙酔峡のミヤマキリシマ:後方に鷲ケ峰の岩峰。
宿泊した阿蘇ファームヴィレッジ(阿蘇ファームランド内宿泊施設):450棟のドーム型ホテル客室。
イルミレーションが彩る阿蘇ファームランドの夜景:長さ100mの星のトンネル。
イルミレーションが彩る阿蘇ファームランドの夜景:光の動物園


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