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大分県の山(傾山) その2(アケボノツツジ)

下松から写真が届きました。

ご主人のコメント

傾山で撮ったアケボノツツジの写真を送ります。

私がアケボノツツジに初めて出会ったのは十数年前で、山開きが日本で一番早いことで知られる諸塚山(宮崎県)です。
しかし、この時は未だ蕾の状態のものが多く、これがアケボノツツジかという位の感じでした。
諸塚山の登山後に六峰街道を車で走っていると、街道沿いの二上山(989m)がピンク色に染まっていました。
車を止めて山に入ってみると、なんと背の高い木にアケボノツツジが満開でびっくりしました。
青空を見上げるとピンク色の花がいっぱいで、これがツツジだとは信じられないような光景でした。
今でもあの時の感激が鮮明に残っています。

傾山のアケボノツツジの木は、自生地の環境が厳しいのか全体的に背が低く、目線の高さに花が咲いていると言う感じでした。
開花状態は丁度見頃で満開状態でした。
家内も待望のアケボノツツジに出会えて満足だったろうと思っていたのですが、みんなに付いて行くのが一生懸命で、ツツジを十分に見る余裕が無かっ たとの
ことでした。
花が見られるのは殆どが岩場の登路なので、折角アケボノツツジが満開で迎えてくれたのに残念でした。

アケボノツツジ:標高1000m超の高山に自生、樹高3m〜6mに生長。直径5cmの釣鐘の花の色が曙の空の色に似ているところから名がついたとのこと。
花弁の形に丸味があって何とも言えない優しい感じです。
後傾付近のアケボノツツジ
後傾付近のアケボノツツジ (1)
後方に傾山:後傾と傾山(本傾)の鞍部付近からの眺め。
後方に後傾:後傾と本傾の鞍部付近からの眺め。
本傾の岩壁に咲いていたアケボノツツジ。
本傾の岩壁に咲いていたアケボノツツジ。 (1)
本傾の山頂付近に咲いていたアケボノツツジ
本傾の山頂付近に咲いていたアケボノツツジ (1)


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