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亀岩、地中(笠戸島)

下松から写真が届きました。

ご主人のコメント

昨日、笠戸の人の案内で、午後から島の西端北部の亀岩と地中の海岸を散策して来ました。

亀岩へのルートは若干荒れた場所もあったが、総体的には歩き易い山道でした。
途中に谷筋が幾つもあったのですが、かなりの高い場所から大小の石を積み重ねた棚田跡が多く見受けられました。
昔は多くの民家が有ったと伝えられているそうですが、今では荒廃した棚田跡が往時を偲ばせるだけでした。
亀岩付近は、以前はニナや貝が多く採れたとのことですが、潮の引いた後の岩にヒジキが所狭しと付いているのみでした。

地中の海岸には、尻高山から続く遊歩道が良く整備されていました。
道を降りて行く途中の展望地で、海岸が緑色に見える場所がありました。
不思議に思って海岸に出て見ると、石が”アオサノリ”で被われて浜が緑のジュウタンの様に見える所もあるのには驚きでした。

一昨日に続いての海岸歩きでしたが、好天に恵まれて、潮風と磯の香りに元気をいっぱい貰い鋭気が養えました。


亀岩への山道で、多くの谷筋に荒れ果てた石積みの棚田跡がみられた。
亀岩(中央後方):名前の由来は、岩に亀が来ていたので亀岩と呼ばれていたとのことです。
潮が引いて露出した岩にはヒジキがいっぱい付いていた。
沖合に”ねずみ岩”:ねずみが泳いでいるように見えるのでねずみ岩と地元の人は言っているとのこと。地図上ではカミコウズです。
亀岩からの帰路に立ち寄った地中(チチュウ)の海岸(東面)。アオサノリの付いた岩が多かった。
地中海岸の夕日。逆光で見難いがアオサノリが一面で緑のジュウタン状に見える浜もあった。


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