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火振岬(笠戸島)

下松から写真が届きました。

ご主人のコメント

昨日、冷たい朝でしたが雲一つ無い青空の好天気だったので、笠戸島の西方の外海に突き出た火振岬に行って来ました。
灯台が立っている岬は、満潮時に離れ小島になるのですが潮が引くと笠戸島と続きになり歩いて渡れます。
この付近は魚介類が多い海域です。
私が20代後半だったと思うのですが、悪戦苦闘の藪漕ぎで火振岬に辿り着いたことがあります。
その時は夏だったので海に潜ったりしたのですが、岩の間にサザエが石垣のように重なりあっていたことと、潮が引いて現れた岩や石の上に大きなサザエがいっぱい乗っかっていたのが今でも鮮明な記憶として残っています。
また、船釣りで岬の直ぐ近くで60cm位の鯛を釣ったこともあります。

今回は火振岬に是非行ってみたいと言っていた三人の女性も加わって五人で出かけました。
岬へは笠戸島の最高峰・高壷山(256m)から西方へ延びる尾根を降りました。
木立が繁って視界の効かない広い尾根なので、途中で尾根を外れたりして岬に辿り着くのに多くの時間を費やしてしまいました。
岬は寒風の吹き曝しで、岩の小陰を探して昼食を摂りました。
帰路は大浦への海岸を辿ろうと思っていたのですが、女性達が岩場歩きは嫌なので降った尾根を引き返すと言われるので一緒にすることにしました。
降りも難渋しましたが、登りも絡まった葛やガレ場等で一苦労して高坪山に辿り着きました。

私よりも一回りも若く未だ余力の残っている女性達の要望で、稜線から火振岬から続く大浦の海岸に降りました。
この日は大潮で干潮が16時頃だったのですが、大浦の海岸に着いたのは15時頃でかなり潮が引いていました。
現れた岩にはヒジキがいっぱい付いていて、冷たさを我慢してヒジキを採りました。

天気が良かったので、楽しい海と山歩きが楽しめた一日でした、
今日も笠戸の人に誘われて午後から笠戸島の岩場歩きに出かけることにしています。
良く晴れて天気も良いので楽しみにしています。

笠戸湾:右後方に下松市街地。高壺山への登りの展望地にて。
左中央寄りに火振岬、右後方に国東半島の沖合の姫島:高壺山への登りの展望地にて。
高壷山からの降りに旧陸軍の遺構。
遺構の水溜まりに氷:約1cmの厚さでした。
火振岬:潮が引くと笠戸島と続きになって歩いて渡れる。
中央左寄りに大浦の海岸。帰路に立ち寄った。
大浦の海岸から眺めた火振岬。
小岩にヒジキがいっぱい付いていた。
小岩に付いたヒジキ。


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