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生口島

下松から写真が届きました。

ご主人のコメント 

一昨日、家内の山友達と一緒に生口島(いくちじま)に行ってきました。

生口島は、尾道から「しまなみ海道」を走って三番目の島です。

 

最初に芸備諸島の最高峰・観音山(472.3m)に登りました。

視界が良ければ展望地から瀬戸の島々や四国連峰等が一望出来るとのことですが、この日は濃い霞が懸かっていて眼下の海もかすかに望めるほどで した。

 

登路でみかんを収穫をされていた人に道を尋ねた時、みかんを戴いたのですがその甘さにびっくりしました。

西日が当って日照時間が長いので、この地区のみかんは、特に糖度が高くて美味しいのだと言われました。

要れば分けてあげますよと言われたので全員が買ったのですが、近くの店で買うのに比べて格段の安さで、おまけとしてレモンを十数個も戴きまし た。

当分の間、お湯割りの焼酎が美味しく戴けそうです。

 

生口島で有名なのは、「西の日光」と言われる耕三寺です。

耕三寺は私だけが初めてなので、皆さんには申し訳なかったのですが、少し時間を貰って一人で境内を早足に巡って来ました。

 

参考までに(パンフレット等から)

耕三寺は、大阪で大口径特殊鋼管の製造会社を営んでいた技術者で実業家の耕三寺耕三が建立。

母親の死後、母への報恩感謝の意を込めて、自ら僧籍に入り菩提寺 として昭和11年より生涯を掛けて建立したお寺で浄土真宗本願寺 派の仏教寺院。

日本各地の古建築を模して建てられた堂塔が建ち並び、「西の日光」とも呼ばれる。

このうち、山門・本堂をはじめ15棟の建造物が「国の登 録有形文化財」の指定を受けている。

また、仏像、書画、茶道具などの美術品・文化財を多数所蔵し、寺全体が博物館法による博物館となっている。


観音山への登路にて。
霞が懸かって視界が悪く瀬戸の島は殆ど見えなかった。観音山の山頂近くの展望台にて。
観音山登路脇のミカン畑で、選り取りOKのミカンを買った。ビックリの易さにビールケースに山盛りいっぱい購入の人も。
孝養門:日光陽名門と木組み、寸法は同じ。昭和29年から10年の歳月をかけて造られた力作。
孝養門の彫刻:彫刻、金具、彩色は和上の考案で、大正、昭和を代表する彫刻家の作品
宇治の平等院凰鳳堂を真似た本堂
多宝塔(右寄り後方):我が国最古の多宝塔と言われる近江の国石山寺の塔を原本に。
五重塔と右後方に法宝蔵:五重塔の様式と規模は大和室生寺を参考。
八角円堂:法隆寺東院夢殿が原形,規模は1/2に縮小。
銀龍閣(銀閣寺を模したもの)付近の紅葉
光明の塔:白い大理石の庭園。大理石の全ては制作者の彫刻家杭谷一東のアトリエがあるイタリアで採掘し、コンテナ船で運んで来たもの。
因島大橋:大浜PAにて。
生口橋


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