146 熊野古道・中辺路 その1(滝尻王子、川湯温泉)

下松から写真が届きました。

ご主人のコメント 

先日(4/10〜12)、家内と二泊三日の登山ツアーを利用して熊野古道の中辺路(なかへち)を歩いて来ました。

中辺路のルートは滝尻王子を起点に熊野本宮大社に至る37.7kmですが、今回2日間で歩いたのは牛馬童子像から熊野本宮大社までの25.2km です。

 

旅程は下記です。

1日目

下松…熊毛IC(AM8:00)→田辺IC(PM3:00)…滝尻王子(周辺散策)…川湯温泉(泊)

2日目(18.3km 約9時間)

ホテル…道の駅中辺路〜牛馬童子像〜近露王子〜野中の一方杉〜発心門王子…川湯温泉(泊)

3日目(6.9km 約3時間)

ホテル…発心門王子〜伏拝王子〜熊野本宮大社〜(本宮大社旧社地)〜熊野本宮大社(PM1:30)…田辺IC→

熊毛IC(PM8:30)…下松

 

参考までに(パンフレット等から抜粋)

京の都から真南に位置する極楽浄土の世界・熊野への参詣が都の貴族のあいだに広まったのは、寛治4年(1090年)白川上皇の参詣からである。

歴代法皇を始めとする都人が 熊野本宮大社をめざしたが、 その道のりは苦しみが多いほどご利益も大きいといわれ、こぞって難路と呼ばれた険しい中辺路ルートを好んだ。

平安時代は上皇、法皇の御幸であったが、鎌倉時代以降は 「蟻の熊野詣」と例えられたほど武士、農民、一般庶民にまで人気が及んだ。

「王子」とは御子神を祀る社の呼び名である。

京都から熊野三山に至るまでの途次、多くの神社が設けられ、数が多いことから熊野九十九王子と言われた。

熊野古道は、世界でも珍しい巡礼道として、2004年7月に世界文化遺産に登録された。

滝尻王子:最も社格の高い五体王子のひとつで、熊野の霊域への入口とされている。
滝尻王子宮:奥州の名族・藤原秀衡が建立したと伝えられ、秀衡が奉納したと云う宝剣を神宝にしている
滝尻王子宮の左奥にある熊野古道・中辺路のスタート地点。いきなり石段の急登。
熊野古道館:熊野古道を中心にI観光案内と歴史紹介を兼ねた休憩施設。滝入り王子の向かいにある
大頭川沿いの川湯温泉:河原を掘ると温泉が湧き出る。冬場は日本最大の露天風呂(仙人風呂が楽しめる。
川湯温泉「みどりや」の露天風呂:大浴場に出入り口があり、混浴で女性には浴衣が準備されている。
川湯温泉:河原の露天風呂、許可を得て撮影させてもらった。


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