109
 

霧島山登山(その1:高千穂峰 1574m)

2010年06月03日

下松から写真が届きました。
これは、昨日届いたものです。
本日は、その1のみ投稿します。

ご主人のコメン
家内と登山ツアーに参加して霧島山に登って来ました。
当初の計画は1日目に高千穂峰、2日目に霧島山の縦走でしたが、新燃岳が小噴火を起こして入山禁止となり、韓国岳〜新燃岳〜中岳の縦走は取りやめになりました。
そこで、今回は韓国岳、中岳に単独で登ることになりました。

雨の為に1週間延期されたのが効をなしたのか、1日目の高千穂峰登山は好天気に恵まれました。
ミヤマキリシマの花も満開で、花と好展望の素晴らしい登山となりました。

今回撮った写真を高千穂峰、韓国岳、中岳の3回に分けて送ります。

参考までに(登山口の説明版)
霧島の火山
霧島火山の歴史は古く、火山活動は七百万年前ぐらい前から始まったといわれています。
高千穂峰、中岳、韓国岳、大波池などはおよそ一万年前に出来たもので、なかでも新燃岳の御鉢が最も新しく、新燃岳は昭和34年(1959年)にも爆発を起こし、多量の火山灰降らせ、いまでも水蒸気を出しています。
このように、霧島火山は古い火山と新しい火山から出来ており、現在の姿を作りました。
霧島山は韓国岳、高千穂峰を中心に23座の火山から出来ています。
山頂にはそれぞれ火口があり、完全な火口が15、水の溜まった火口湖が10もあり、ちょうど月の表面を見るような素晴らしい風景を見せてくれます。
   道路上に口蹄疫の拡散防止の消毒液を浸ませたマットが置かれていて、警察官の誘導で一般車両もその上を徐行。
 
   天孫降臨祭籬斎場の右手を抜けて高千穂峰を目指す。  
   御鉢までは赤ガレの溶岩帶と浮き石が多い斜面の急登が続く。左寄りの後方に登山口の高千穂河原  
   御鉢までは赤い火山礫の岩やガレハ場の急登が続く。後方に手前から中岳、新燃岳、韓国岳等が見渡せる。  
   御鉢までの登路脇の斜面一帯にミヤマキリシマが群生。疲れを癒してくれる。  
   御鉢近くの斜面一帯にミヤマキリシマの群落  
   火口壁の斜面一帯はミヤマキリシマの群落。  
   御鉢の中心部奥に高千穂峰が望める  
   強い生命力でガレ場に咲くミヤマキリシマ。環境の厳しさで背丈は大変低い。  
   御鉢(標高1420m)付近の登路にはミヤマキリシマが迎えてくれる。  
   馬の背付近から御鉢の斜面にミヤマキリシマの群生地 (1)  
   馬の背付近から御鉢の斜面にミヤマキリシマの群生地  
   坂本龍馬が新婚旅行でこの地を訪れた時、おりょうさんの手をひいて馬の背を渡ったと言われている。  
   御鉢を過ぎて1400mの鞍部、ここから高千穂峰目指して最後の登り。  
   高千穂峰のガレ場登路から御鉢を振り返る。  
   高千穂峰目指してガレ場を登る  
   高千穂峰山頂には天孫降臨の逆鉾が立っており、日の丸の旗も掲揚されている。  
   高千穂峰山頂に天孫降臨で有名な天の逆鉾が立つ。坂本龍馬が一度抜いて又元に戻したとのこと。  
   ミヤマキリシマの咲くガレ場を下山。  
   足場の悪いガレ場を用心しながら慎重に下山。  
   姪が1ケ月前に霧島山を縦走した時に中岳から撮った高千穂峰の写真(4月18日撮影)  


写真の項目へ戻る

トップページへ