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西中国山地の渓谷散策

2010年04月27日

下松から写真が届きました。

ご主人のコメント

昨日、花好きの友達と島根県との県境に位置する長瀬峡を散策して来ました。
3年前に訪れた時は渓谷沿いの道の脇に多くの花が咲いていたのですが、今回はどうしたことか大変に少なくてがっかりしました。
特にイチリンソウ、エイザンスミレの花は激減していました。
白色のショウジョウバカマの群生地もあるのですが、既に花は終わっていて残念でした。

長瀬峡の金谷集落から小五郎山(1162m)への登山ルートが昨年の4月に完成しています。
この新ルートは鉱山跡を辿って登るので、多くの遺構があるそうです。
私は未だ新ルートを登ってないので、既に昨年登っている友達の案内で登山口まで行ってみました。
小五郎山の登山ルートの地主であり、ルート作りをされた山本さんがルート付近から間伐された杉を搬出されていました。
大変に話し好きの方で、小五郎山に纏わるいろんな話を聞かせて貰いました。
小五郎山の北面は大変に急峻な為に沢に多くの滝が有るので沢登りの人達に人気があり、また険しい崖には多くのシャクナゲが自生していて綺麗な花を咲かせるが危険なので近寄り難いとのことでした。

新ルートで小五郎山に登りたかったのですが、時間的に余裕が無かったので、ルートを少し歩いて引き返しました。
日を改めて鉱山跡をゆっくりと見学しながら登ってみたいと思います。

昨日撮った写真を送ります。
   長瀬峡  
   小五郎山登山の案内板  
   オンドル跡地とは知らなかったので跡地の上に杉を植えたとのこと(地主の山本さんの話)。  
   小五郎山の登山路近くの滝(高さ20m位でしょうか)。急峻な沢の上部には大小の滝がいっぱいあるとのこと(登山ルート開設に協力された地主の山本さんの話)。  
   山本さん宅の裏のツクシシャクナゲ(数本の木の蕾が膨らんでいた)。小五郎山の北面の崖にはシャクナゲが多くあるとのこと。  
   イチリンソウ  
   イチリンソウ(1)  
   イチリンソウ (細弁)  
   ショウジョウバカマ  
   ラショウモンカズラ  
   アオイスミレ:葉がアオイの葉の形状。  
   ヒメオドリコソウ  
   ショウジョウバカマの白花 (06年4月19日に撮影したもの。)  


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