藁屋の雨と仏法とは出て聞け
 
 わらやのあめと ぶっぽうとは でてきけ
 
 藁葺きの屋根に降る雨の音は静かなので、外に出なければ聞こえない。
同様に、仏教のありがたい教えも家にいたのでは聞くことができない。積極的に寺に出かけるなどして説教を聴こうとする心がけが大切である

仏教の教えを受けるときの心がまえを諭しているわけですが、説教をする人の声のアクセント、身振り、顔つき、眼差しなどにより本当の心が伝わるのではないでしょうか。
何事も独学で学ぶよりも、直接指導者に教わる方が正確に効率よく学ぶことができるのではないでしょうか。
少し意味は異なりますが、演劇や音楽鑑賞や野球や相撲などをテレビで観るより、現場に行って直接実物を観る方がたとえ遠くからであっても臨場感があって迫力がありますね。
 
 

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