我はして人のぼらけを嫌う
 
われはして ひとのぼらけを きらう
 
自分の行為は棚に上げて、人が同じようなことをすると非難する身勝手である。
(語源)
連歌(れんか)の師匠が、自分自身は「朝ぼらけ」ということばを使っていながら、そのことばに感心した弟子が「夕ぼらけ」「昼ぼらけ」と使ったところ、それはよくないと批評したので、弟子たちが文句を言ったという笑い話がある。
 
 

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