鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす 
 
 なくせみよりも なかぬほたるがみをこがす
 
 蝉は鳴いて思いを発散しているが、蛍は思いをじっと心の中に留めているので体が燃えて光っているのだ。
という意味から、外に現している思いはそのことで判断できるが、心に留めている思いは切実で強いものがある

ぺちゃくちゃとしゃべる人は何を考えているか分かりますが、口数が少なくじっとしている人は何を考えているのか分からずその人の発言をじっと見守ることがあります。
そのような人の言葉には重みがあるものです。
あまりしゃべり過ぎるのは、控えたほうがよいのではないでしょうか。
 
 

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