鼠は社に憑りて貴し 
 
ねずみは やしろによりて たっとし 
 
 社に住み着いている鼠をいぶりだそうとして火をつけようとしても、社を焼いてしまう恐れがあるので出来ない。そこで社を拝むとともに鼠を拝むこととなる。
という意味から、主君に仕えている悪臣を排除しようと思っても、主君の徳を傷つける恐れがあるので簡単にはできないものである。
 
 

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