升で量って箕で零す
 
 ますではかって みでこぼす
 
 升できちんと量りながらためたものを、箕に移して一度にこぼしてしまうこと。
という意味から、コツコツためたものをあっけなく無駄に使ってしまう、また収入が少ないのに支出が大きい。

「箕」は、竹やこうぞなどで編んだ目のあらいふるいのこと。
少し意味が違うかも知れませんが、貧乏性の私には身に覚えがあります。
コツコツと新しいものを溜め込んで、いざ使おうと思ったときどこへしまったか忘れていたり、古くなって使えなかったりした経験があります。
あまりケチケチすることは、考えものですね。
 
 

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