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福寿草、ミスミソウの咲く山

2010年03月22日

下松から写真が届きました。

ご主人のコメント

昨年の春に見つけた福寿草、ミスミソウが自生する近場の山へ花好きの友達と花を見に行って来ました。
昨年は既に花は終わっていて、自生地の確認だけで終わり、花を見ることは出来ませんでした。
今年は、是非花を見たいと思い、開花時期を見計らって出かけました。

山へ分け入る林道脇の陽が当たらない場所には、昨夜降ったのか雪が薄く残っていました。
林道最奥の広場に車を置いて山頂に登り、急な傾斜の笹藪を降りました。
雪が溶けて濡れた笹漕ぎでズボンがびしょ濡れになるのではと心配したのですが、朝陽が当たる斜面だったので既に乾いていて濡れずにすみました。

開けたガレ場の斜面に近づくと、斜面一帯に黄色の花が点在しているのが見えてきました。
福寿草の自生地を見つけてから一年、やっと花が咲いているのに出会えてとても感激でした。
花は開花の最盛期を少し過ぎているようでしたが、見頃の花も多く残っていました。

岩が露出した崖一帯には、ミスミソウが群生しており、陽を受けて満開状態でした。
白やピンクの淡いのから濃い色の花、花弁の形状も細弁から丸弁等、多様な花が咲いていました。

福寿草、ミスミソウは、陽を受けて開花するので雲っていると開花が十分でないのですが、昨日は好天気に恵まれて最高の形で迎えてくれました。

福寿草やミスミソウの咲く花園は、笹藪の急斜面に阻まれているので人が近づかず、今までに盗掘に合うこともことも無かったのだと思います。
今回は花の時期では無かったのですが、トリカブトも当たり一面に新芽を覗かせており、開花時期にはいっぱい花を咲かせることと思います。
他にも、イチリンソウ、イカリソウ、オキナグサ等も多くあり次から次へと花園は賑わいます。

県内に福寿草やミスミソウが多くまとまって自生する地は無く、花好きの人達は九州、中国山地等まで遠出をしています。
今回訪れた山は、我が家から登山口まで車のメータでは80kmばかりと比較的近場であり、これからも気軽に出かけられます。
秘密の花園として、何時までも今のままで保たれて欲しいものです。

今回撮った花の写真を送ります。
   福寿草  
  福寿草(0)   
   福寿草(1)  
   福寿草(2)  
  福寿草 (3)  
   ミスミソウ  
   ミスミソウ(1)  
   ミスミソウ(2)  
   ミスミソウ(3)  
   ミスミソウ(4)  
   ミスミソウ(5)  
   ミスミソウ(6)  


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