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竹田城趾

下松から写真が届きました。

ご主人のコメントです。

 

先日(11月25日)、家内と登山ツアーに参加して、雲海で知られる国史跡・竹田城跡(兵庫県朝来市和田山町)に行って来ました。

 

JR播但線、竹田駅の西方に位置する古城山(標高353.7m)の山頂部が竹田城跡です。

竹田城跡への登山道は六通りあるそうですが、私達が辿ったコースは「山城の郷」の駐車場から歩いて約1時間の西登山道です。

城跡に到着したのは午後だったので、当然ながら雲海は見られませんでした。

それにしても、広大な山上の堂々たる石垣に圧倒されました。

石の最大のものは5tと推測されるそうで、大量の大石で積み上げられた石垣は壮大でした。

ガイドさんの話では、石垣を積み上げるのに15年もかかったそうで、百姓がかり出された為に田んぼには木が生えたと伝え られているとのことでした。

 

参考までに(パンフレット等より抜粋)

但馬守護であった山名持豊(後の山名宗全)が室町時代中期の1400年中盤に築城したとされ、太田垣氏が5代にわたって城主となったが、織田信長 の命による秀吉の但馬征伐で天正8年(1580年)に落城。最後の城主・赤松広秀が豪壮な石積みの城郭を整備したと言われている。

城郭規模は南北400メートル、東西100メートルに及び、完存する石垣遺構としては全国屈指のもので、平成18年には日本城郭協会により 「日本100名城」に選定された。

また、竹田城跡周辺では秋から冬にかけてのよく晴れた早朝に朝霧が発生し、但馬地方の風物詩となっている。

雲海に包まれた竹田城跡は、まさに天空に浮かぶ城を思わせ、この幻想的な風景を一目見ようとたくさんの人々が訪れます。


古城山(353.7m)の山上にI竹田城跡:登山口の「山城の郷」付近からの眺め。
竹田城大手門の石垣:花崗岩の最大のものは5tと推測されるとのこと。
二の丸付近から南千畳(左後方)の眺め。
竹田城跡本丸天守:ニの丸にて。
右後方に大手門、左寄り中央に北千畳:本丸天主台にて。
本丸天守台から南千畳(後方)の眺め:山上の豪壮な石垣の城郭に圧倒された。
本丸天守台からの眺め。
南二の丸から本丸天守台の眺め。
南千畳から本丸天守台の眺め
南千畳付近(櫓)から本丸天守台の眺め 。
本丸天主台の後方に富士山の形をした雲が発生(南千畳付近にて)。
参考写真1:雲海に浮かぶ竹田城跡(朝来市のHPより)
参考写真2:雲海に浮かぶ竹田城跡 (朝来市のHPより)


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